『【Vol.1】ホームパーティーに活躍!食べられるお花 「エディブルフラワーをご存知ですか?」』
最近、食べられるお花『エディブルフラワー』がオシャレな女性の間で話題になっています。
スイーツに入っていたり、サラダに添えてあったりと、目にされる方も増えてきたのではないでしょうか。昨年行った銀座のバーで飲んだカクテルにもこの花が添えてあって、とても素敵でした。
本日は、食べられる花エディブルフラワーについて色々と調べてみたので、皆様にご紹介いたしますね。
エディブルフラワーとは?
~オシャレな女性に人気!エディブルフラワー~
エディブル(Edible)とは「食べられる,食用に適する」という意味で「エディブルフラワー(Edible Flower)」を直訳すると『食べられる花』になります。西洋では、食用花を『エディブルフラワー』と呼んでいます。
雑誌などでも良く取り上げられるようになりましたし、実際、ステキなレストランではスイーツやカクテルなどにかわいいお花が添えられているものを多く見かけるようになってきました。 女性はもともとお花が大好きなので、おいしいお料理やスイーツが、大好きなお花で華やかに彩られていると、それだけでウキウキした気分になりますよね。
そんなエディブルフラワー、ハーブの一種と考えると理解しやすいかもしれません。
ハーブは昔から世界中で飲み物や、スープ、サラダなどとして親しまれてきましたが、どちらかと言えば葉や茎、根などを食べるイメージです。「花だけを食べる」というのは、日本人にはあまりない習慣のように思いますよね。 でも、実は私達にも意外と身近な食べ物だったりします。
例えば「食用菊」や「シソの花(穂)」など。
とはいえ、食用菊やシソの穂は、お刺身の彩り(ツマ)の一つというとらえ方で、特に好んで食べている訳ではありません。
食べられる花と食べられない花
~違いはどこにあるの?~
『エディブルフラワー』が、食べられる花全体を挿す言葉であることはわかりましたが、花ならなんでも良いという訳では無さそうです。 では具体的にはどのような定義の花が「エディブルフラワー」という名で流通しているのでしょうか。大きくわけると以下の2点がエディブルフラワーの定義になります。
【エディブルフラワーの定義】
その1)花そのものが無毒であること
その2)野菜や果実と同様に食品として栽培されていること
当たり前ですが、食べて体に危険なものはエディブルフラワーとは言えません。
【一般に危険と言われている代表的な花】 カラー、キョウチクトウ、桔梗、水仙、すずらん、シクラメン、彼岸花、クリスマスローズ、紫陽花、ジギタリス、シャクナゲ、クレマチス、カルミア、トリカブトなど。
見た目は全く同じ菊だったとしても、花屋さんで売っているものは、美しい花姿を保つ為に農薬を食品基準を超えて使用している事もありますし、切り花になってからは、ケミカルな水揚げ剤や延命剤をたっぷり使って鮮度が保たれています。 流通時の衛生管理にも違いがありますので、間違っても口に入れないように注意したいですね。
エディブルフラワーの種類
~人気のお花からからえっ?と驚く意外なものまで~
さて、それでは次にエディブルフラワーの種類をご紹介したいと思います。 まず、人気のお花から。
・バラ
・パンジー、ビオラ
・ナスタチウム(キンレンカ)
・ナデシコ
・ラベンダー
・ゴーヤなどウリ科の黄色い花
・サイネリア
・マリーゴールド
・ニチニチソウ
・ノースポール
・プリムラ
・キンギョソウ
・コスモス
お花がお好きな方ならどれも良く知っている花ばかりです。 次はちょっと変わり種のお花たちをご紹介します。え?これも花なの?と思うかもしれませんが、れっきとした花や花芽なです。
・ミョウガ
おなじみのミョウガは、花のツボミです。
・フキノトウ
ふきのとうも花芽です。
・キンモクセイ
中華料理店でおなじみの桂花陳酒の材料です。
・アーティチョーク
アメリカ、ヨーロッパでは良く食べられています。
・桜
八重桜を使って桜茶にしたり、砂糖漬けにしたり。
・ブロッコリー
ブロッコリーやカリフラワーも立派な花芽です。
『エディブルフラワー』という名で流通しているのは、上で紹介した色鮮やかなお花たちのことですが、広い意味では普段私たちが「野菜」として食べているブロッコリーなども立派なエディブルフラワーなのです。
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長くなりましたので、次の記事でこの花の使い方と効能をご紹介しますね。