『マタニティフォトを自宅でもプロっぽく綺麗に撮れる5つのコツ』
(http://www.amazon.co.jp/メゾンドマリー)
一生の思い出、マタニティフォト
女性の人生の中でも限られた貴重な妊娠期間。
これを一生の思い出として残す「マタニティフォト」が、今日本のママたちの間で流行していることをご存知でしょうか? 日本の有名人や海外セレブがマタニティヌードやフォトを発表し話題になっています。
ミランダ・カー
(出典:http://weheartit.com/entry/5272385)
ジェシカ・シンプソン
(出典:http://www.dailymail.co.uk/)
スーパーモデル マリサ・ミラー
(出典:http://www.dailymail.co.uk/)
ブリトニー・スピアーズ
(出典:http://mdpr.jp/mama/detail/1303520)
梨花さん
(出典:http://mdpr.jp/photo/detail/167575)
hitomiさん
(出典:http://www.oricon.co.jp/news/66646/photo/1/)
なぜ流行っているの?
海外のセレブたちが自分の大きなお腹を撮影し、それをSNSに載せて発信したり、有名雑誌の表紙になったりしたことから、日本でも火がつきマタニティフォトが流行り始めました。
これらがマタニティフォト流行のきっかけです。
女性だけが体験できる貴重なマタニティ時代。自分のお腹の中で命が育っているという、とても神秘的な様子を一生の記念として残したい、こんな気持ちは誰でも持たれるのではないでしょうか。
最近ではこの人気を受けて、マタニティフォト専属のカメラマンも活躍しており、センスの良いカメラマンの予約はひっきりなしのようです。
フォトスタジオもマタニティフォトに対応するため、女性スタッフを専属にするなど妊婦さんが安心して撮影できる環境を整え始めています。
大きなお腹をアート作品に!
最近ではマタニティフォトにもう一工夫してアート作品にすることもはやり始めました。
ユニークな作品も多いのでSNSでシェアされることが多く、それを見て別の妊婦さんが始める、といった感じです。
(出典:http://cooldigitalphotography.com/)
(出典:http://www.sheknows.com/)
(出典:http://www.praisewedding.com/archives/5560)
(出典:http://www.praisewedding.com/archives/5560)
【手の込んでいるビフォアー、アフターフォト】
(出典:http://www.praisewedding.com/archives/5560)
(出典:http://www.praisewedding.com/archives/5560)
私は撮りたくない!マタニティフォトは賛否両論
流行中のマタニティフォト、実は賛否両論です。
絶対に撮りたくない!という人から絶対に撮っておきたいという人まで色々な妊婦さんがいらっしゃいます。
私達もマタニティ撮影でモデルさんを探していた時に、「お金を払ってでも撮影してもらいたい」という人から「絶対に無理です・・」という妊婦さんまでいろいろな方がいらっしゃいました。
同じ妊婦さんでも考え方は色々ですね。
中にはマタニティフォト=ヌードと思われている人もいらっしゃいました。セレブのマタニティヌードの印象が皆さんとても強いのですね。
スタジオに行かなくてもプロっぽく撮影できます
スタジオ撮影は恥ずかしいし、お金もかかるしそこまでして撮りたくないという妊婦さんの為に、本日は自宅でもプロっぽく撮影できる5つのコツをご紹介いたします。
5つのコツを使って家族に撮影してもらえば、知らない人にお腹を見せることなく自分の思い出にすることが出来ますので、ぜひ試してみて下さいね。
マタニティフォトを自宅でもプロっぽく綺麗に撮れる5つのコツ
(コツその1)妊娠7~9か月頃の撮影がお勧めです
マタニティフォトはお腹のふくらみが大切です。
ふくらみには個人差がありますが、 感覚的には7~9か月頃のお腹のふくらみが理想です。
痩せている方は7か月でもふくらみが目立たたない場合がありますので、その場合は8~9か月がいいですよ。 8か月経つと、急にお腹が膨らむんですよね。
(コツその2)衣装がクオリティに差をつけます
お腹のふくらみが目立つお洋服をつけましょう。
ドレスなら胸のすぐ下で切り替えてあるエンパイアスタイル、お腹の下ではけるシフォンのスカート、逆にピッタリしたニットなどもステキです。
(出典:http://item.rakuten.co.jp/aznet/)
(出典:http://item.rakuten.co.jp/prettygirls/)
(出典:http://item.rakuten.co.jp/solregaro/)
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こちらはレンタル。
(出典:http://item.rakuten.co.jp/micia/)
(コツ3)背景
背景が写真全体のイメージを左右するので、とても重要です。
まず自分がどのような雰囲気の写真を撮影したいのか、有名人のマタニティフォトをチェックして、自分の好みに合うものを探しておきましょう。 生活感のある雑多な部屋の中で撮影するのはもちろんNG。
だけど部屋が狭くて・・という方は、大き目のバックスクリーンを思い切って購入してみてはいかがでしょうか。
(出典:http://www.photo-grafica.net/)
2.72m×11mのビッグサイズの不織布です。お値段もかなりお手頃。
ただこれだけだと背景が透けてしまうので、カーテンやシーツをうまく利用して、その前にこのような布を上手く垂らせば、かなり本格的な撮影ができます。カラーバリエーションも豊富なのでお好みのイメージに合わせて選びましょう。
また、窓辺にスペースが取れて外からの視線があまり気にならない方には、オーガンジーのカーテンの前での撮影がオススメです。
目の詰まったオーガンジーのカーテンの前で撮影すると、バックから淡く光が差し込んで、体の輪郭がふんわりぼけたようなやさしい雰囲気の写真になります。
視線が気になる方は、ロールスクリーンの上にオーガンジーカーテンをプラスすると良いですよ。
(出典:http://mdpr.jp/mama/detail/1303520)
(コツその4)光が大事です。時間帯と窓
【電気は消して自然光】 電気はすべて消して「自然光」で撮影して下さい。 多少、暗いように感じても電気は不要です。また、内蔵フラッシュも使いません。 画像が暗いと感じる時は、携帯の露出を明るめに設定します。
【撮影の時間帯は日中に】 日中に撮影します。 夜間に電気をつけて撮影するのはNGですし、午後遅く撮影すると、夕日の影響を受けて写真が赤っぽくなるので注意しましょう。 真夏の日差しが強い時間帯は光のコントロールが難しいので、避けた方が無難です。
【窓】 撮影は、なるべく窓の近くで行いますが、直射日光の入らない窓の前が理想です。もし直射日光が入る窓であれば、午前と午後では日の入り方が違うので、時間帯を選んで撮影しましょう。
(コツその5)妊婦さんの立ち位置
【マタニティフォトは「逆光」か「斜光」で】 窓に対して背を向けている状態が逆光。
窓に対してやや斜めに立つ状態が斜光になります。 学校などの記念撮影では、窓に顔を向ける順光で撮影しますよね。これはくっきりと顔が見えるからです。ですが順光は陰影に欠け、のっぺりとした雰囲気に写るのが特徴で、芸術的な写真には不向きです。
その点、逆光の場合はふんわりとしたやさしい雰囲気の写真に、 斜光の場合は陰影が深くてミステリアスな雰囲気の写真になります。
私たちが携帯で撮影した画像
上の5つのコツを使って私達が撮影したiphone6と、ipadAirの写真をご紹介します。
【ipadAirにて撮影した画像】
【左:一眼レフ(フルサイズカメラ) 右:iphone6+】
いかがでしょうか。一眼レフと携帯やipadカメラの画像、それほど違いがないように見えませんか。
光の入り方に気を付けてステキな衣装をつけていると、それだけでかなりプロっぽい写真が撮れるのです。
撮影の際は、恥ずかしがらずにモデルになった気持ちで演技をしてみて下さいね。
また、姿勢が悪い方が圧倒的に多いです。胸を張るとデコルテがきれいに見えますよ。ですがくれぐれも無理な体制はなさらないで下さいね。
上の携帯カメラの画像は、画像ソフトやアプリなどでの処理は一切行っていません。
その変わり、撮影の際に露出を明るめに調整してあります。
このひと手間できれいなフォトになりますので、練習してみて下さいね。
お腹をキレイに見せてくれるマタニティフラワーサッシュ
(http://www.amazon.co.jp/メゾンドマリー)
臨月を迎えたモデルさんに着用していただいたフラワーサッシュ。
赤ちゃんがお腹を蹴る音まで聞こえてきそうで、まさにマタニティフォトにピッタリなお腹です。
こんなお腹をさらにきれいに見せてくれるのがマタニティフラワーサッシュです。
サッシュにはこんな利点があります。
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スタジオで撮影する時のアドバイス
予算があれば、スタジオでプロに撮影してもらいたいという妊婦さんの為に、スタジオフォトのご紹介です。
スタジオなら衣装や背景が揃っていますし、メイクをしてくれたり、最近では女性カメラマンと女性スタッフが対応してくれるスタジオも多くあります。不安な方は事前に問い合わせしてみてくださいね。
【マタニティフォトを撮影できるスタジオ】
・ハピリィフォトスタジオ
http://www.happilyphoto.jp/situation/mt/
・ハッピーバースフォト
http://www.maternity-photo.jp/
・ハピスタ
http://happy-photo-studio.jp/menu/maternity.php
予約する際は、下記のようなことに気を付けると良いと思います。
1、プラン、料金の確認
何カットでいくらなのか(枚数制か全データか)、レタッチ(シミやシワの修正)はしてくれるのかなど。
2、キャンセル可能日程の確認
妊婦さんは体調が不安定ですので、キャンセルや振り替えがどのようなシステムになっているのかもしっかりチェック。またあまり臨月に近い撮影日程は心配なので、その時は家族に同行してもらいましょう。
3、事前に好みの撮影をしてくれるところなのかをHPでチェック
カメラマンやスタジオによって、可愛い感じ、アート作品、ヌードが得意など様々あります。それによってスタジオのセットなども左右されるので、自分の好みに合うスタジオをきちんとチェックしましょう。
終わりに
マタニティフォトはヌードに近い状態のものから、ほのぼのとした家族写真的なものまでいろいろな選択肢があります。
自分らしい記念に残る一枚が撮れたらいいですね。
私が出産した頃(10年以上前)にはマタニティフォトを撮る人は、ほとんどいませんでした。 今はオシャレで可愛いものからアート作品のようなものまで参考例もたくさんあっていいなあと思うのと同時に、みなさんのお子さんへの想いが伝わってきて見ていてとっても微笑ましい気持ちになります。
マタニティは出産前の貴重で幸せな時期。
特にマタニティフォトを撮る時期はつわりも落ち着き、心身ともに安定する時期です。もちろん体調には気を付けつつ素敵なマタニティライフを送ってくださいね。
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