数年前まで聞きなれない言葉だったのに、最近ではすっかり定着してきたワード「オンデマンド」。映画や見逃したドラマも携帯で簡単にオンデマンドで見ることができる時代になりました。本当に便利な世の中。
そんな中、お花のオンデマンド型サービスがどうやら流行の兆し・・というニュースを耳にしましたので今日は皆様に調べた内容をお届けいたします。
このオンデマンド。最近ではフラワーギフトのオンラインスショップにも広がりを見せています。でもそれって普通のネットショップと何が違うの?と思ったので調べてみましたよ
フラワーギフトショップのオンデマンド化がアメリカで進んでいます。
オンデマンド花屋の定義としては、
「当日または翌日配送」
「携帯電話から手軽に注文できる」、
さらに「商品が絞られている」こと。
この商品が絞られているという点が、今までの大型ネットショップと異なります。
品揃えが少ない分、デザインは厳選されていて程よくおしゃれ。迷うことが無いので逆に使いやすいと今アメリカで注目が集まっているようです。
そんなオンデマンド花屋さんのひとつが「bloomthat」。2013年にサンフランシスコで創設されたとても若い会社です。なんとAPPstoreにアプリがあります。
スマホからの注文のしやすさに拘っているというわけですね。このアプリを使えばとても簡単に花を注文することが出来て、当日届いてしまいます(地域限定)。
この「bloomthat」、びっくりするほど商品が絞られています。私がサイトをチェックした時には、花束だけだと8種類だけでした!
花束にはそれぞれ女性の名前がついていてわかりやすく、程良いおしゃれ感とボリュームがあります。価格は花束の場合$38~$85とこちらも程良い感じです。
その他に、一緒に贈りたいお菓子やワインなどがラインナップされていますが、スマホでもパソコンでもそれほどスクロールをすることなく全商品をチェック出来ます。
日本人に比べると花贈りの機会が多いアメリカ。贈りたいと思った時にあまり悩むことなくステキな花をお手頃価格で選べるオンデマンド花屋が人気になるのもうなずけます。
この他にもワシントンDC、NY、ボルチモア、フィラデルフィアに当日配送をする「UrbanStems」もbloomthatと同じような品揃えのオンデマンド花屋ですし、「The Bouqs」は(こちらも話題の)地産地消の生産者の顔が見える花をオンデマンドで販売しています。
日本にも当日配送をしてくれるオンデマンド型の花屋さんはありますが、アメリカのオンデマンド花屋さんのように品揃えを絞っているお店は殆どないと思います。
アメリカでは昨年からこのあたりの投資が多くなっていて、アメリカ以外の国でも同じような形態の花花屋が増えています。いずれ日本でもアメリカと同じタイプのオンデマンド花屋さんが出現するかもしれません。