※こちらの記事は以前ご紹介したものに加筆してお届けしています
プリザーブドフラワーのアレンジに欠かせないフォーム土台、セックやサハラ。皆さんは、どのようにカットしていますか?
始めてフォームを触る、ほとんど触ったことが無いという方だと、フォームの取扱いに最初はちょっぴりドキドキするのではないでしょうか。
そこで今日は、初心者の方向けにフォームカットの方法をご紹介していきたいと思います。
サハラを一度カットしたことがある方であれば
「あれれ?思いの他まっすぐカットできないな・・・・」
と思われたことがあるのではないでしょうか?
柔らかいフォーム土台のはずなのに、刃がまっすぐ入っていかない・・・
これは一体どうしてなのでしょうか。
実は一番大切なポイントは、 カッターの種類です。
まっすぐに刃が入っていかない方は、カッターの刃がフォームに対して少し短いのかもしれません。
サハラのカットには、大きく太いカッターで、刃が長く出せるものが適しています。
オルファ(OLFA) ハイパーAL型 オートロック式大型カッター 193B
また、「カッター」のほかにもお花の問屋さんでは下の写真のような「フォームカット専用のナイフ」が販売されています。
アクアカッター/10-4050-0【00】(出典:はなどんやアソシエ)
マルシュー オアシス切 両刃付 赤柄 大 300MM /38402-0【00】(出典:はなどんやアソシエ)
写真からもおわかり頂けると思いますが、フォームカットには【刃の長い】カッターやナイフがおすすめです。
もし、上記のような専用ナイフが手に入らない場合は、100円ショップなどでも販売されている“ 食パンをカットするナイフ ”でも代用が可能です。こちらならば手に入りやすいですね^^
貝印 KaiHouse SELECT 焼きたてパンのためのパン切り AC-5011
こうしたカッターを何本かご用意しておくと、初心者さんの生徒様達にカッターを使いながらフォームセットの方法をレクチャーすることができますね^^
道具が揃ったら、次はフォームをまっすぐカットする方法です。
比較的長い辺をまっすぐカットしたい時のコツは、カッターの刃をいれて、まっすぐ下に一気に押しながら切ることです。
ノコギリのように押したり引いたりしてカッターを使用すると、断面が不揃いになって粉やクズがたくさん出るのと、刃が斜めになって、まっすぐ切れないことがあります。
小さい面のカットは押し引きしてカットしていただいても大丈夫なのですが、大きな辺をカットする時だけ、上からまっすぐにカッターを充てて、一気にカットするようにしましょう。
きっちりとフォームカットができるようになれば、無駄なくゴミも少なく使用することができますのでとってもエコです!
このような置くタイプのアレンジメントを制作する際・・・
ほとんどの場合フォーム類を使用します。これから長くお花とつきあっていく上で、カットが上手に出来ないと、フォームを必要以上に使ってしまうのでコストも余計に掛かりますし、ゴミも出ますし、何かと不便だと思います。
サハラをカットする時は、刃の長い道具を使って、思い切って一気に下に押してカットしましょう!!