インテリアショップや雑貨屋さんなどで見かけるアジサイのドライフラワーは、1本そのまま飾るだけでインテリアとしてオシャレですね。
素材としても、インテリアとしても人気のドライアジサイですが、これから旬の生花アジサイを買ってきたり、お庭のものをカットして、簡単にドライにすることもできます。今日は4つのドライ方法をご紹介します。まずはウェットドライ法です。
アジサイに最適で、きれいなドライが作れる方法です。
作り方はとても簡単!お気に入りの花瓶に水を入れてアジサイを飾り、ドライになるまで待つというもの。
アジサイを飾りながらドライに出来るので一石二鳥。お花を長く楽しみたい方にオスススメです。
注意点は、お水を忘れずに毎日替えること。
ドライにするのに水をかえるの?と矛盾しているように感じるかもしれませんが、水を変えないと腐敗やカビの原因になることがあります。
こちらはおなじみの、花を下に向けて吊るしてドライにする方法です。
こんなイメージです
ハンギングに向くのは、日陰で風通しの良い場所がオススメです。
湿度が高い場所だと、ヒモで縛った部分や重なった軸の部分がカビてくることがあるので要注意です。
こちらも、最近はハンギング風のインテリアが流行っているので、そんなイメージで壁や天井に飾りながら気長にドライ化をまつのも楽しそう。
これはなるほど!というドライ方法。真夏の車中温度が上る時を利用して、一気にドライにしていく方法です。
こちらも本当に簡単に出来ます。
アジサイ一本だけなら、車の天井のサイド(ドアの上)についているアシストグリップなどに吊るすだけです。
色落ちやシミ、日焼けの原因になるので、ダッシュボードや座面に直接置くのはさけましょう。
数本ドライにしたい時は、左右のアシストグリップにヒモを渡してしばり、そこにアジサイを吊るして乾燥させます。
真夏のかなり暑い日だと、車中温度が上がって高温になり、一気に花がドライになるので、色褪せが少なく、きれいな色に仕上がります。
注意点としては、大量の植物を車の中でドライにしようとすると、植物の青くさい匂いが車についてしまうこと。
適量を、出来るだけ短時間に仕上げるようにしてくださいね。
シリカゲルでドライにする方法です。
この中で、最もアジサイを色鮮やかに仕上がることが出来る方法です。
但し、アジサイ1本まるまるドライにするには、大型容器と大量のシリカゲルが必要になってしまうので、シリカゲルでドライにする時には、額が小さ目な品種を選び、1輪から数輪に分けてカットしてからタッパーなどに入れてシリカゲルドライにするのがオススメです。
出来上ったドライアジサイは、ハーバリウムの材料にぴったりです。
最近、プリザーブドアジサイが手に入りにくくなっているので、ご自分で色鮮やかなドライアジサイをつくって代用にするのも良いですね。
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梅雨の時期や雨が続くような日は、湿度が高く、ドライフラワーを作りにくい環境です。
ドライフラワーを作る時は、晴れの日が続いた乾燥気味の日を選んでくださいね。