皆様、こんにちは。
東京新宿区にてオフィシャルスクールを主宰している、リップルのおかだです。
今年も3月に、FEJプリザーブドフラワー資格取得試験が実施されました。(札幌はコロナ感染症の為延期され、明日zoomにてオンライン試験を実施いたします。)
間もなく、また沢山のFEJのお仲間が誕生します。
FEJ会員は大手花問屋様3社と卸取引が出来たり、販売専門のコースがあったり、母の日にはFEJ直営フルリールショップがオープンしたりすることもあり、FEJの会員さんにはお花の仕事に興味がある方がたくさんいらっしゃいます。
3月試験の方の中にも、お花を仕事にしてみたい方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、これからお花を販売してみたい!など、花を仕事にしてみたいなと思っている方の起業に役立つ公的支援をご紹介します。
よろしければどうぞご覧下さいませ。
公的支援には、ざっとですが、以下のようなものがあります。
・融資制度
・起業塾やセミナーの開催
・起業、運営、税制に関する相談の個別の受付など
・起業者交流会
・webページ作成費用の補助
・・・等など。
上記は支援のほんの一部です。
支援は様々。
無料のものから有料のものまで、色々なものがあります。
興味があるものを探してみると良いかもしれません。
お花のお店舗を構え、従業員を雇用するとなると、自己資金だけでは起業が難しいこともあります。
そんな時に、公的な融資を受けるのも選択肢のひとつ。
自治体、団体が行っている融資制度についていくつかご紹介したいと思います。
女性、39歳以下の若者、55歳以上のシニア男性の起業を応援する融資制度。都内で創業予定の方、または創業後5年未満の方が制度の対象となります。
融資限度額は1,500万円、利率は1%と低金利です。
返済期間は10年以内ですが、据え置き期間3年(以内)が設けられているので、利益が出にくい創業後3年間は利息のみの返済でOK。
普通の銀行融資との最大の違いは、融資に際し、無担保、保証人が不要であることです。
融資を受けるまでには、当然ながら審査や書類の提出がありますが、融資が許可されると、経営アドバイスなども受けられるように。
① セミナー受講(各種)、個別相談(上限有り)
② 融資相談(信用金庫、信用組合)
③ 事業計画アドバイス(融資相談後、信用金庫、組合がアドバイザーを紹介。無料)
④ 融資申し込み
⑤ 融資審査
⑥ 融資実行
⑦ 決済書作成アドバイス(融資後1年のみ。2回)
⑧ 融資後年3回の経営アドバイスが無料(最大5年間)
(出典:東京都https://cb-s.net/tokyosupport/)
融資後のアドバイスでは、経営ノウハウ・地域ネットワークを持ったアドバイザーが、経営相談、販路開拓、ビジネスマッチング、人材紹介など、事業の継続発展のためのアドバイスが行われます。
税理士や経営コンサルタントなどに有料で依頼する内容を無料でアドバイスしてもらえます。(詳細はこちらから→(https://cb-s.net/tokyosupport/)
東京都と同じようなサポート支援を行っている団体や自治体は多数あります。
都道府県だけでなく、市町村単位での起業支援もあるので、ホームページから検索してみて下さい。
(参考例)
●神奈川県「創業支援融資」
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/m6c/cnt/f5782/p848390.html
●大阪府「大阪起業家スタートアップ事業」
http://www.pref.osaka.lg.jp/keieishien/start-apper/
●福岡県「フクオカベンチャーマーケット」
https://www.fvm-support.com/about/
●埼玉県「県融資制度」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0805/seidoyushi/07j-gaiyou.html
●千葉県「県融資制度」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0805/seidoyushi/07j-gaiyou.html
●愛知県名古屋市「スタートアップ企業支援補助金」
http://www.city.nagoya.jp/shiminkeizai/page/0000080543.html
●神奈川県横浜市「横浜市創業促進助成金」
https://www.city.shinjuku.lg.jp/jigyo/sangyo01_000110.html
●東京都立川市「創業支援」
https://www.city.tachikawa.lg.jp/sangyo/shokogyo/sogyoshien/index.html
●日本政策金融公庫「創業支援」
https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/
次にご紹介するのは、日本商工会議所による、小規模事業者を対象とした補助金制度です。
・経営計画に基づいて実施する販路開拓等の取り組みに対し、原則50万円を上限に補助金(補助対象経費の3分の2以内)が出ます。
・計画の作成や販路開拓の実施の際、商工会議所の指導・助言を受けられます。
応募に年齢などの制限はなく、商工会議所の会員・非会員のどちらでも利用できます。
また補助金は返済する必要がありませんので、経営負担を軽減することが可能です。
申請にあたっては、地域の商工会議所へ「事業支援計画書」(すべての事業者)、「事業承継診断票」(代表者が60歳以上のすべての事業者)の作成・交付を依頼する必要があります。
面白いのはこの事業の補助対象とみなされる取り組みです。
例えば・・・
このようなものも含まれます。
インスタグラム広告や、ホームページ作成にかかった費用に対し、原則50万円を上限に補助金(補助率2/3)が出ます。
ただしこちらも開業届けが出ていること等各種要件や審査があります。
プロに頼んでホームページを作りたい方、改良したいという方にはオススメです。
※この事業の募集は、年に1度だけになります。2020年度の詳細は未定です。
【ご参考】平成30年度版小規模事業者持続化補助金のページ(公募終了)http://h30.jizokukahojokin.info/
問い合わせ先:日本商工会議所小規模事業者持続化補助金事務局 電話:03-6447-2389
私は資金の融資や補助を受けたことは無いのですが、会社を辞めてスクールを立ちあげる際に、東京都主催の女性の為の起業セミナーに参加してみたことがあります。
セミナーの講師は、同じ起業家である女性の若い社長さん(セミナー講師業)でした。
セミナーの内容は実践を踏まえた教えは身近なものが多く、その中には『屋号のつけ方のコツ』なんていうものもありました。
生徒様からスクール名(屋号)のアドバイスを良く求められることがあり、中々良い案が浮かばない時には生徒様と2人でうんうん言いながら考えたりしています。
その際、参考になればと、その時に学んだことをお伝えしていて、今でもセミナーで学んだことがしっかりと役立っています。
また、これから羽ばたこうとする意欲溢れる仲間達との交流は刺激になり、私もがんばろう!というモチベーションに直結したことは言うまでもありません。
このセミナーには行って良かったなと思っています。
都道府県、市区町村で、女性の起業やビジネスを応援するセミナーは多く開催されています。
他業種間の交流もセミナー参加の魅力のひとつです。
機会があれば名刺持参でぜひ参加してみて下さい。
本日の記事が皆様のお役にたてばうれしいです。お読みいただきありがとうございました。
東京・新宿区オフィシャルスクール「LIPPLEリップル」おかだそのこ