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余った花材もムダなく!UVレジンで小物作り☆

2020.08.07
投稿者:nakamichi

こんにちは。埼玉県さいたま市でFEJライセンススクール『ガウデンテ』を主宰しています中道です。

本日は、余った花材を使ったレシピをご紹介します。

ハーバリウムのグループレッスン後に出た小さな花材が沢山あり種類に分けて保存していたのですが、小さくカットされているため使いにくく、かといって捨ててしまうのは勿体ないと思っていた時に思いつきました。

 

UVレジンって何?

ステイホーム期間もあり、お家でクラフトにチャレンジする方も増えたと思うのでご存知の方も多いと思いますが、UVレジンについて簡単にご紹介します。

まず、「レジン (resin)」というのは、英語で「樹脂」のことを言います。

透明なレジンでいえば、UVレジンエポキシレジンがありますが、エポキシレジンはいわゆる「固まるハーバリウム」で使われている材料です。

UVレジンとは紫外線硬化樹脂と呼ばれているもので、紫外線を当てると固まる透明な樹脂です。

もともとは接着や塗装の硬化促進用に使われていたので、クラフト材料として使われ始めた頃は品質はあまりいいものではなかったようです。

ですが、最近はかなり品質が良くなっていてUVライト(紫外線照射灯)を当てるだけで5分ほどで固まる手軽さが人気となり、100円ショップでも手に入れることが出来ます。

作成には欠かせないモールドと呼ばれるシリコン製の型も様々な種類があり、作る楽しさが広がります。

 

今回使う材料はこちらです

 

お好きな花材、モールド(型)、レジン液、UV-LEDライト。

細かい作業になるので、ハサミやピンセットがあると便利です。

金具を通したりする用にペンチ、テグスやつぶし玉、ビーズや丸カンなどを用意します。

 

今回使用したUV-LEDライトは携帯にも便利なコンパクトサイズでUSBケーブルが使えればどこでも使うことが出来ます。

 

 

モールドは遠し穴がついているタイプのものを使用しました。少し厚みのある型を使用する場合の綺麗に作るポイントは、一気に作らないことです。

液を2~3mm入れて硬化、さらに液を入れて硬化というように、何回かに作業を分けて硬化させていくとレジン液の中で花材が浮いたり動いてしまうことを防ぐことが出来ます。

 

早速作って行きましょう!

 

①まず、底の面を覆う位の少量のレジン液を入れていきます。

 

竹串やへらなどを使って、液を隅々まで行き渡らせましょう。

 

②モールドの上にUV-LEDライトを設置してライトを点けます。30秒~60秒で固まります。

 

③しっかり固まったことが確認出来たら、お花のズレを防ぐためにレジン液を少量全体に伸ばします。

 

④お好みの材料をモールドに入る大きさにカットします。

 

⑤ピンセットなどを使って、お花を入れていきましょう。

 

⑥ちょうどモールドに納まる木製のイニシャルがあったので(100円ショップで見つけました)、こちらを花材の上に乗せます。

 

⑦イニシャルの角度を調整したら、イニシャルの周りから液を注いでいきます。

 

⑧へらなどで全体にレジン液を行き渡らせたら、同じようにライトで固めます。

 

⑨同じ作業をもう1度繰り返します。気泡が出来ることがあるので、その場合は硬化させる前に先のとがったものでつぶします。(写真中央)

 

⑩真横から見ると少しぷくっとしている位です。

 

さらに表面張力でぷっくりするようにもう一度同じ作業を繰り返します。

 

⑪しっかり硬化させたら、モールドから取り外します。表面がベタベタしていたらもう一度硬化させてから取り外します。

 

⑫レジン液が型から少し流れてしまった部分があったら、ハサミで丁寧にカットするか、やすりなどで綺麗に処理をします。

 

⑬通し穴が少しふさがってしまったので、ピンバイスなどを使って穴を貫通させます。こちらの工具も100円ショップのクラフトコーナーで手に入ります。

 

金具を通します

透明なテグスの方が綺麗に仕上がりますが、写真だと見えにくいのでワイヤーを使ってご説明します。

 

①通し穴にワイヤーを通します。

 

②先端を合わせ、つぶし玉を通します。

 

③固定したい位置まで下ろしていき、平ヤットコを使って動かないようにしっかりつぶし玉をつぶし、ワイヤーを1本カットします。

 

④お好きなビーズを通します。

 

⑤つぶし玉を通してから、先端に輪を作ってつぶし玉に通します。輪の大きさが決まったらつぶして固定します。

 

ストラップの紐を通したら完成です!

 

いかがでしたでしょうか。

残った花材を無駄なく使えて、可愛いパーツを作ることができました。

お子様も楽しめると思いますので、キッズレッスンなどもにもオススメです。

夏休みに是非お試しいただけたらと思います。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

GAUDENTE(中道奈緒)

 

 

 

 

 

 

 

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@fujie_okamura
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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。