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枝物使いのフラワーアレンジテクニックvol.3 花留めとしても使える★表現の幅が広がる「挟む」テクニック

2020.09.24
投稿者:kayoiji

こんにちは!
町田市成瀬「フルールベネット」の通地です!

枝物使いテクニックvol.3は枝部分を最大限に利用したフラワーアレンジのアイディアです♪
テーマは「挟む」です!vol.1でもちょっぴりと触れましたが、
ここでは作品としての使用方法をご紹介させていただきます。

普段とは少し異なるちょっと面白い作品が仕上がります。

 

【挟むフラワーアレンジ】

今回の使用する花器は、幅が広く底が非常に浅い形状が特徴的です。
どんな作品も枝を挟む等のアレンジは、想像以上に多くの枝を使用するので、
ちょっとしたレッスンやアレンジであれば、小ぶりで底が浅いデザインの花器がおすすめです。


ここで使用する土台となる「挟む」花材はスモークツリーの枝です。

先ずは使用しない葉を取ります。

下処理ができました。

次に枝を切り分けます。
枝の長さは5㎝~3㎝程でランダムで作ります。
後半の微調整を考えますと、初めは長めの枝を多めに作っておくほうがおすすめです。

このようなイメージで切り分けてください。

見た目のメリハリを演出したい場合は細くて若い色をした枝も混ぜて使ってみてください。

花器に枝を詰め込んでいきます。
ここで接着剤やテープなどを使用する必要はありません。
枝が倒れないように立ててみてください!

全体に詰め込みました。
間隔としてはどの枝も倒れることなく、そして少し動かすことができる程度にします。
見た目を美しくするために奥側へ太くて長い枝を入れるとよりきれいに見えます。

次に建てる花材を切ります。

高さと間隔を見ながら枝の詰まった器に「挟み込み」ます。
摩擦で止まりますので重心が高い枝物が入っても倒れることはありません。

アクセントにピンポンマムを入れます。
無理やり押し込んで枝が折れないように気を付けてください。

シンプルながら独特のデザインが美しい作品に仕上がりました!
ベースの枝が連なった雰囲気が素敵です。

花材を変えるとこのように可愛くもできます♪
接着などを行わないので差し替えややり直しができるので、
作品を汚す心配もありません。

vol.1で紹介した「矯め」を利用したカラーを配置することで
躍動感あるデザインに仕上がります。

 

終わりに

セックやオアシスを使わずに枝を土台に利用するアイディアレシピはいかがだったでしょうか。
土台さえ完成させておけば、飾るお花はその時の気持ちやタイミングで選べますので
扱いやすさにも優れています。

枝にやってはヤニが手につくものも多いので、切り込みの際にはご注意ください。
少ない花材で魅せる「挟む」テクニックのご紹介でした♪

 


東京町田 ライセンススクール
フラワー&輸入雑貨「フルールベネット」通地 美弥子
ホームページ  https://www.fleursbenites.com
インスタグラム https://www.instagram.com/beni_fleursbenites


 

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@fujie_okamura
@fujie_okamura

Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。