みなさま、こんにちは。
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
普段はあまりお花などを飾らないご家庭でも、お正月だけでも華やかにしたいという方は多いのではないでしょうか。
新しい年の始まりを彩るお正月飾りは縁起の良いものを使いたいですよね♪
今回のレシピでは、縁起のよい「枡(マス)」を花器にしたフラワーアレンジメントをご紹介します。
枡はもともとは穀物やお酒などの量を計る道具として使われていました。
また神様にお米などをお供えする器としても用いられてことから、神聖で邪気を払う縁起のよいものとして大切にされてきたそうです。
現在でも結婚式や節分の豆まき、鏡開きのお酒の器など、ハレの日には欠かせないアイテムのひとつとなっています。
古くから身近な暮らしの道具として使われ、神聖なアイテムとして受け継がれてきた枡。
お正月の縁起物としてぴったりですよね。
それではさっそく縁起物の枡を使ったお正月アレンジメントを作ってみましょう!
フラワーアレンジメントが初めての方でも手軽に作れるように、アーティフィシャルフラワーをメインしたアレンジメントをご紹介します。
枡はヒノキなどで作られたものが一般的ですが、アレンジ用には手軽に買えるプラスティック素材のもので大丈夫です。
こちらは100円ショップで売っていた朱色の枡です。
2つ作って対にして飾るアレンジメントにしてみたいと思います♪
花材はアーティフィシャルフラワー(造花)のツバキ、ピンポンマム、松、南天です。
飾りにボールピックと組み紐、金銀の水引を用意しました。
土台にはドライ用フォームとモスを用意します。
モスはお好みでアイスランドモス、または山ゴケどちらを使ってもOKです。
山ゴケの方がより和風の雰囲気が出せるので、今回は山ゴケを使いました。
道具はハサミ、ワイヤーカッター、ペンチ、ボンド、グルーガン、フローラテープホワイト、ワイヤー(#24ハダカ・地巻きグリーン)です。
ドライ用フォームを枡の大きさにカットし、ボンドまたはグルーガンを底につけて設置します。
フォームの高さは枡の高さの8分目くらいでOkです。
フォームの上に山ゴケを乗せて、#24地巻きワイヤーグリーンで作ったUピンで留めます。
器の中央部分は花材をさすので薄めにしておくのがポイントです。
ツバキは1輪ずつにカットします。茎が堅いのでワイヤリングはせずそのまま使います。
リーフは外して1枚ずつワイヤリングしておきます。
ピンポンマムもワイヤリングはせずそのまま茎を使います。
松、南天は小分けにしてそれぞれ2パーツ作りワイヤリングします。
ボールピックはワイヤーがついているのでそのまま使います。
水引は1本を約4㎝くらいにくるくると丸めて、フローラテープホワイトで留めたらワイヤリングしておきます。
水引のパーツも2つ作っておきましょう。
まず最初にメインとなるツバキを右下とTOPに入れます。
ピンポンマムは左下に入れて、ツバキとピンポンマムで3角形を作るように配置します。
次に右奥に松、TOPのツバキの後ろに南天を入れ、ピンポンマムの後ろにボールピックを入れます。
ボールは飛び出しすぎないように気をつけましょう!
水引は南天の後ろ辺りから左側に見えるように入れます。
水引を高めに入れることで空間が生まれてアレンジが大きく見える効果もあります。
最後に椿の葉っぱをバランスよく入れます。
花材がすべて入ったら、フォームが見えるところがないかチェックしてモスを足しておきます。
ピンクのツバキのアレンジが完成しました!
同様に、白いツバキのアレンジも作ります。
対で飾る場合は、左右対称になるように花材を配置するとよいですね。
組み紐を枡に巻きつけて結ぶとぐっと華やかさがアップしました♪
同じ作り方で、プリザーブドのマムやバラを使って参考作品を作ってみました。
こちらは木の枡に、和柄のリボンを巻いてみました。
枡はデザインがシンプルなので、組みひもやリボンを巻くとイメージを簡単に変えることができますね。
千代紙風の折り紙や和風の端切れ布なども使えそうですね。
簡単に作れる枡のお正月アレンジメント。
小さめの枡で作ればスペースが狭い場所でも飾りやすいですし、ひとつだけでも十分華やかになります。
縁起のよい枡のアレンジメントで、晴れやかに新しい年をお迎えくださいね♪
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
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