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こんにちは。フラワーエデュケーションの岡村です。
年末が近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
年末はクリスマスやお正月などイベント事が盛りだくさんです。
コロナやインフルエンザに十分気を付けて、良いお年をお迎えくださいませ。
毎月、最新のブライダル事情を教えてくれるゼクシィライター滝さんに、今回2020年の振り返りと2021年の流行についてお伺いしました。
今回のTOPIC
2020年振り返り
・2020’Keyword1 #withコロナ対策
・2020’Keyword2 #DIY
2021年どうなる?何が流行りそう?
・2021‘NewKeyword1 #リボンアレンジ
・2021‘NewKeyword2 #DRY×WHITE
2020年は、コロナが猛威を振るった一年でした。
コロナの影響でこの1年ウエディング業界がどのように変化したのか、今回改めて振り返ってみましょう。
また、今回、滝さんが教えてくれた来年流行りそうなブーケの傾向などを、花嫁さんたちへのご提案の際の参考にしてみてください。
それでは滝さん宜しくお願いします!
こんにちは!ライターの滝です。
今回は時期も時期ということで、今年1年を振り返りつつ、来年流行りそうなブームの傾向も分析してみました。
今年はウエディング業界だけでなく、全世界の様相がガラリと変わってしまった年でしたね。
皆さんも、働き方や周りの方とのコミュニケーション方法が相当変化したのではないでしょうか?
私の個人的なお話で言うと、対面での打ち合わせなどがほぼなくなりました。
ほとんどオンライン、ZOOMでの打ち合わせになりましたね。
最初は、画面越しで初対面の方と会うなんて……と少し懐疑的でしたが、やってみると本当に便利(笑)。
もうこれは慣れだと思いますが、わざわざお互い時間を合わせて会ってミーティングというのは、双方時間ももったいないですし、会うにしてもたまにでいいかなと思うようになりましたね。
ZOOMでヨガのオンライン講座にもチャレンジしてみましたが、これもお家でできるというのが本当に便利!
何事もやってみるものだなと感じています。
昨今の結婚式シーンでも、遠方の方や高齢ゲストなどは、オンラインで参加されるという方も増えているのですが、コミュニケーションってオンラインでもできるし思いもしっかり伝わるんですよね。
皆さんはコロナ禍でお仕事の方法どう変わったでしょうか?
大変なことも多いですが、良くなったことに目を向けると、便利なツールを使いこなすチャンスだったのかなとも思います。
というわけで、今年1年のウエディング業界を振り返りつつ、来年流行りそうなブーケ傾向も分析してみました、ぜひぜひ参考になさってください。
やはり2020年を振り返る上で避けられないのが、新型コロナウイルス対策です。
春から夏にかけてのウエディングはほとんどが延期になり、一時期はどうなるかと思いましたが、その後はウエディングの施工率も少しずつ上がってきています。
とは言え、今まで通りのスタイルではなく、withコロナ時代のウエディングとして、今年はかなりその様式は変わってきています。
その中でもお花関係のものをいくつか振り返ってみましょう。
→小ぶりのフラワーBOXが人気
※フラワーBOX画像①は本編でご覧ください。
※フラワーBOX画像②は本編でご覧ください。
※フラワーBOX画像③は本編でご覧ください。
従来のスタイルでは、ゲストテーブルの装花はお持ち帰りが出来ることも多く、ゲストへのおもてなしも兼ねていた装花ですが、コロナ禍のウエディングではこの持ち帰りが不可の会場がとっても多くなっています。
理由としては、卓上装花はゲストテーブルの中心に飾られることが多いため、飛沫を浴びている可能性が高いことが要因です。
パーティ終了後、お花を持ち帰るのを楽しみにしている方も多くいらっしゃると思いますが、感染対策の観点から見て注意が必要になりますので、ちょっと寂しいですよね。
そこで最近では、丸テーブルから長テーブルに変更し、ソーシャルディスタンスを保つ、席位置を交互にするなど工夫した上で、BOXフラワーで飾る方も増えています。
あえて大きなお花を使わず小さいお花にすることで、飛沫を浴びる部分を最小限にでき、持っていく際には自分の前にあるものだけとすれば、従来のものより安全性が上がります。
こういった意味合いからも、豪華な装花より、小ぶりの装花(フラワーボックス)などの需要は今後も増えそうです。
また、遠方からのゲストは当日会場に来られないため、オンライン参加するというパターンも増え、そんなゲストのために、式当日に合わせお花を贈るという新たな需要も生まれています。
新しいスタイルが生まれるということは、そこに新たに必要なアイテムが出てきますから、そんな需要も上手くキャッチしていきたいですね。…
(今年の振り返りとともに来年流行しそうなブーケの傾向の参考になりますので、ぜひこの続きは、本編にてご覧くださいませ。)