ガルデってご存知ですか?
水溶性のコーティング剤のことですが、色んな使い方があるようです。
私がレッスンで取り入れている簡単開花や、花材の補強などをご紹介したいと思います。
私が使用したのは、こちらのガルデ。
花問屋さんなどで扱っています。(お写真はお借りました)
直径2~3㎝の小さくて可愛いローズ。
花びらが小さく繊細なので、ガルデを使用するととても簡単で自然な開きになります。
まず、ガクの部分に筆でガルデを塗ります。
ガルデはこのように小さい容器に入れ使用します。
この時に、ガルデを付けた筆を暫くガクと花びらの間に置いておきます。
ガルデがガクに浸み込むことで、折れやすいガクが柔軟になり簡単に開きます。
筆で外側の花びらの根元からガルデをつけていきます。
この時も、しばらく筆で花びらを抑えておくと、簡単に花びらが開き、ご覧の通り3.5~4㎝程の大きさになり華やかな姿になりました。
花びら全体にガルデを塗ると補強になりますが、今回は花びらの根元にガルデを塗り簡単開花をしてみました。
直径4~5㎝のてまり。
このままの姿でも十分可愛いのですが、少しボリュームを付けたい時にガルデを使用します。
ビビアン同様、まずガク、続いて外側の花びらの根元からガルデを塗ります。
外側の花びら3周程塗るだけで5.5㎝程の大きさになりました。
とても小さな実が沢山ついたペッパーベリー。
色んな色展開があるので、アレンジメントに合わせて組み合わせるのが楽しい花材。
ガルデを使用したペッパーベリーの補強の仕方のご紹介です。
少量のペッパーベリーの時は、実の部分、茎の部分に筆でガルデを塗っていきます。
沢山のペッパーベリーにガルデをつける時は、スプレーで吹きかけ、筆でガルデをのばしていくと早く乾きます。
筆で茎や葉の付け根にガルデを塗っていきます。
葉にガルデを付けると補強になりますが、葉に艶がでますので、ナチュラルに仕上げたいときは、茎にガルデを塗るだけでも補強になります。
いかがでしたか?
ガルデによって簡単に開花ができたり、花材を補強ことによって大切な作品がより長く楽しめたりします。
レッスンに取り入れると、生徒様に楽しんでいただけること間違いなし!
まだご使用されたことのない方は、是非試してみてくださいね。
オフィシャルスクール
メイスタイル 山田めぐみ