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ウェディングにも使える♪フレッシュフラワーのヘッドパーツ基本の作り方

2021.04.29
投稿者:tsuge

 

みなさま、こんにちは。 
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。

結婚式や成人式などで装いに華を添えるアイテムのひとつがヘッドパーツ(髪飾り)ですね。

 

ヘッドパーツにはかんざしやティアラ、花かんむりなどさまざまな種類があります。

今回のブログでは、お花初心者の方でも簡単に作れる「フレッシュフラワーを使ったヘッドパーツ」の基本の作り方をご紹介します。

 

最後に実際に美容室へ持ち込む際の注意点なども書いております!

参考になさってくださいね。

 

ウェディングにも使える♪フレッシュフラワーのヘッドパーツ基本の作り方

 

~ヘッドパーツに使いやすい花材選び~

プリザーブドやドライフラワーなどと比べると、フレッシュフラワーは水下がりが少し心配ですよね。

ただ生花のみずみずしさはフレッシュならではの魅力!

できるだけ水下がりしにくい花材を選んで作ることがヘッドパーツ作りの最初のポイントです。

乾燥に強い花、ドライフラワーにもできるような花は水下がりの心配もなく安心です。

スターチス、カーネーション、ユーカリ、カスミソウ、ミモザ、千日紅、エリンジウム、スプレーマムなど。

ローズは大輪のものよりもスプレーローズの方が扱いやすくておすすめです。

 

~生花は鮮度が命です!~

どんなに水落ちしにくいお花でも、鮮度が悪いときれいな仕上がりにはなりませんよね。

フラワーショップなどで花を購入する場合は、できるだけ入荷したすぐのお花を購入できるようにしたいです。

基本的には月、水、金曜日が花屋さんの仕入れ日なので、お店に新しい花が出るタイミングを事前に知っておくとよいですね。

 

ではさっそくいくつかのお花を使ってヘッドパーツを作ってみましょう!

 

~準備するもの~

ハサミ、#24または#26ハダカワイヤー、フローラルテープ(細幅タイプ)

ヘッドパーツ用のフローラルテープは髪の毛の色に合わせて茶色を使います。

また、できるだけ軽く作りたいので、細幅タイプがあればなお良いですね。

 

通常幅のテープと細幅タイプではかなりの差があるのがわかります。細幅タイプは約6㎜の太さです。

髪飾り用にわざわざ買うのがもったいない時は通常幅のテープを半分の幅にカットして使うこともできます。

 

使いたい長さを適当に指に巻いて、幅をハサミでカットすればOKです!

 

では最初はローズで作ってみましょう。

ウェディングなどで一番よく使われる定番のお花のひとつがローズです。

今回はピンクのスプレーローズを使ってみたいと思います。

 

お花屋さんで買ってきた花は水揚げがされていると思いますが、使う直前に水の中で茎をカットしながら使うと安心です。

 

ローズは子房と呼ばれる花の付け根の膨らんだ部分にワイヤーを2本十文字に差します。

ワイヤーは#24または#26どちらか、花の大きさや茎の太さに合わせて選びましょう。

茎は約1.5㎝残してカットします。茎が長すぎると髪にさす時にワイヤーを曲げにくくなるので短くカットします。

 

つぼみもワイヤリングしました。

ワイヤリングができたら、フローラルテープでワイヤーをさした部分から下まで丁寧に巻きます。

ワイヤーの長さは約10cm程度でカットします。

ワイヤーの先端が出ていると危ないので、必ず先端までテープを巻きましょう。

 

次はカーネーションをワイヤリングしてみました。

カーネーションはローズと同じ方法ですが、茎の節の部分がポキッと折れやすいので写真のようにガクの切れ目辺りに十字にさしていきます。

テープはワイヤーをさしたところから巻きますが、ガクの辺りは太くて緩みがちなので少し引っ張りながら締めるように巻いていきましょう。

 

続いてカスミソウです♪カスミソウもヘッドパーツに大人気の花材のひとつです。

他の花と組み合わせて使っても、単独で使ってもかわいいお花ですよね。

カスミソウも茎を1.5㎝程度残してカットしておきます。

 

カスミソウは茎が柔らかいので#26番ワイヤーを使いました。

Uピンを作って茎に添えて2回ほどねじればOKです。

 

ワイヤリングができたらワイヤーの先端までしっかりとテープを巻いておきます。

 

続いてはスターチスです。スターチスはドライフラワーにも向く花材なので、安心な花材のひとつといってもいいでしょうね。

適当な大きさに切り分けて、カスミソウと同じように#26ワイヤーでワイヤリングしました。

 

ミモザもワイヤリングしてみました。

ミモザもドライにしやすい花材なので水落ちの心配はありませんが、花が少し落ちやすいので丁寧に扱いましょう。

 

最後にリーフのパーツも作ってみたいと思います。

リーフ全般に言えるのですが、枝の先端の若い葉っぱは水落ちしやすいので避けた方が無難です。

 

アイビーは#26のワイヤーをUピンにしたものをリーフの裏から当てて茎にツイスティングします。

 

茎は1~1.5㎝ほど残してカットし、テープを巻いて完成です。

 

~美容室に持ち込む前にこれだけは伝えておこう!~

ヘッドパーツを持ち込む場合は、事前に次のようなことを美容室に伝えておくと安心です。

・使っている花材(生花なのかドライなのかアーティフィシャルなのかなど)

・ヘッドパーツの形状(ピンタイプなのか、クリップなのかなど)

特にどんな花材を使っているかは重要で、散りやすい花だったりドライフラワーなどはスプレーで固めてから髪に飾ることもあるそうです。

持ち込みの場合は、当日困らないようにできるだけ事前に情報を伝えておくとスムーズだと思います。

またまれに当日花だけを持ってきて「これを使ってほしい」というお客さんもいらっしゃるそうです(美容師さん談)

さすがに滅多にそういった方はいらっしゃらないとは思いますが、パーツの状態になっていない花をいきなり持ち込むのは迷惑ですし、対応してくださらない場合もありますので気をつけましょう^^

 

次回のブログでは、作ったフレッシュのヘッドパーツの鮮度を少しでも長持ちさせながら保管する方法をご紹介します。

合わせてご覧いただけると嬉しいです!

 

フレーズ(FEJ神奈川オフィシャルスクール)柘植 恭子

 

 

 

 

 

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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。