こんにちは。茨城県水戸市で、FEJオフィシャルスクール「フラワーサロン花笑み」を主催している豊岡です。
今回は、お花もリボンも、すべてワイヤリングレスでサクサク作れちゃう、リボンスワッグのご紹介です。
ポイントは手作りのベースとリボン使いにあり!
今回はクレッセント(三日月)型にデザインしていますが、このベースの作り方がわかれば、いろいろな形のスワッグを作ることができるようになります。
さらに、壁掛けや、ドア飾りとしてだけでなく、バッグブーケとしても応用できます。
また今回は、ローズの花びらを外したり、カットしたりすることなく、初心者の方でも簡単にブルーミング(開花)できる方法を特別にお伝えしますので、どうぞお楽しみに♪
ではさっそく制作していきましょう!
<プリザーブドフラワー(フロールエバー)>
①メディアナローズ・・・・・・・・・・・・・・・・・2輪
②ピッコラブロッサムローズ・・・・・・・・・・・3輪
<アートフラワー>
③アリスハイドレンジア(東京堂)・・・1/3本
④ベリーピック(東京堂)・・・・・・・・・・・・・1パーツ
⑤スウィートネリネピック(東京堂)・・・・・・3輪
⑥30mm幅ストライプリボン・・・・・・・・130cm
⑦25mm幅リネンリボン・・・・・・・・・・・300cm
⑧25mm幅サテンリボン・・・・・・・・・・・60cm
<道具類>
①ワイヤー切り ②リボン切り ③カッター ④フラワーテープ ⑤フェルト ⑥定規 ⑦オアシステープ ⑧グルー ⑨グルーガン ⑩シリコンシート
※上記の他に#20ワイヤー
※シリコンシートはキッチンコーナーなどにございます。写真は100均のセリアさんのものです。
テーピングした#20番ワイヤー2本を、長く1本につなげてから輪にし、さらに三日月状に形を整えます。
仕上がりサイズは二回りくらい大きくなります。
いろいろなサイズで制作できますが、写真の大きさで作ると、横25センチ×縦12cmくらいに仕上がります。
オアシステープを巻きます。写真のように2段階で巻いてください。
すべて巻き終えた後、多少の隙間ができてしまってもOKです。
※サイズ感が大きいものは、糸巻きワイヤーなどを巻いてから、オアシステープを巻くようにすると、強度がアップします。
フェルトの上にベースを置き、型取りします。
フェルトを2枚重ねカットしますが、ベースより1cm大きくなるようにカットしてください。
ストライプリボンを半分にカットし、それぞれベース左右の先端に結んで取り付けたら、トップで蝶結びにします。
結んだあとは、ベースにグルーで固定してください。
フェルトを両面に貼ります。
フェルトの外側1cmの部分にも、グルーをつけて、中のベースが横から見えないように、しっかりと貼り合わせてください。
ベースが完成しました!
※今回は、表も裏もフェルトを貼りましたが、バッグブーケの際には、表側だけフェルトを貼って作業を進め、裏側は厚紙をキルト芯とサテン生地でカバーしたものを、制作の最後に貼り付けるようにしてください。
リネンリボンの半分のところに折り目をつけます。 ベースの真ん中にグルーをつけ(パール1個分)、斜めになるように固定します。
これから右側のリボンで、ベースの右半分に、どんどんループを作っていきます。
まず、1つ目のループを作ります。ループの直径が4cm位になるように調整しながらグルーで止めます。
2つ目、3つ目も同じようにループを作っては、グルーで止める作業を繰り返していきます。
※毎回、リボンの終わりが、必ず右側にくるようにループを作ってください。左側になってしまうと、右側にループを作り進めることができなくなってしまいます。
※ループはいろいろな向きになるように、角度を変えて付けてください。
※ループの数は、三日月の中心部分には縦に3つくらい、先端に行くにつれてだんだん2つ、1つと細くなるように付けていきましょう。
※フェルトが見えなくなるように、ベースよりも一回り大きく付けていきましょう。
先端までループを作ったら、いったん右側の残りのリボンをカットします。
カットしたリボンをさらに12cmにカットし、輪にして1cmほど重ねてグルーで止めた単体のループをいくつか作ります。
まだ空いている隙間にバランス良く付けてください。
右側のループリボンが完成しました!
左半分も同じようにループリボンを作っていきます。
このときリボンの終わりが、毎回左側にくるように、作り進めてください。
最後も右半分と同じように仕上げてください。
リネンのループリボンを全体に付けました!
次にサテンリボンを12cmにカットして、単体ループを5個作り、お好みの位置に付けていきます。
最後に、ループとフェルト部分が固定されていない部分があれば、グルーでしっかり固定してください。
ループリボンを全体につけ終わりました!
まずローズを付けていきます。
メディアナローズのような、大きめお花をつける際には、つける部分のリボンを広げて平らにし、グルーで下側を止めておきましょう。
ローズはお好みで開花してください。
まずローズを仮置きします。
メディアナローズを中心と右上に2輪、残りのピッコラローズを空いているところにバランス良く配置し、グルーを多めに付けて固定します。
この時、ループリボンの上ではなく、足元のベースにつけるようにしてください。
※ローズは重さで少し下がるので、ほんの気持ちだけ、上向きにつけるようにすると、壁掛けやバッグブーケにした時にちょうど良い感じになります。
アジサイとネリネは茎の下部に、グルーをたっぷり付け、ローズの足元や、ループリボンの足元に差し込むように付けてください。
最後はアクセントに、プラチナ色の実物を付けて完成です!
※お花に角度をつけたい場合は、すぐに離さずに、30秒〜1分程度手で持って固定してください。
お花とリボンの色で、イメージがガラリと変わります!
簡単にできるのに、軽くてこわれにくいリボンスワッグ、いかがでしたか?
材料は、リボンとお花でとってもシンプルですが、とっても華やかな仕上がりになります♪
リボンも、リネンやサテンの他に、レース、オーガンジーなど、素材や質感を変えることで、イメージが膨らみます!
お家にあるお気に入りのリボンとお花をデザインして、ぜひ自分好みのスワッグを気軽に作ってみてくださいね。
お教室名
・「フラワーサロン花笑み」
・豊岡 永美
・ブログ https://ameblo.jp/fourseasons-flower/
・ホームページ http://www.hanaemi-design.com/