【その①コットンフラワー】

一つ目は秋冬アレンジの定番人気。コットンフラワーです。
一本の枝に５、６個の花がついて売っていることが多いです。枝ごと買えば茎を長めに残してカットすればワイヤリングしなくてもそのまま使えることもあります。
最近では100円ショップでもカットされた状態でお花の部分だけが袋詰めされて売っていたりするので、その場合はワイヤリングが必要な場合もあります。

可愛いのですがふわふわな姿を長く楽しむためにも、ワイヤリング前に下準備するのがオススメです。

裏側に残っている枯れ葉を取り除きます。少し綿が一緒に取れてしまいますが、形を整えながら丁寧に取り除きましょう。

同系色のワイヤー（今回は＃２４茶。通常の白いコットンフラワーには白いワイヤーがオススメ）を隙間に通します。あまり力を入れ過ぎてしまうと割れてしまいますので注意します。

ぐるっとワイヤーを枝に沿うように曲げ下ろします。

枝に巻き付ければ完成です。

【その②シナモンスティック】

2つ目は香りも楽しめるシナモンスティックです。
1ｃｍ程度に細かくカットされた状態で売られているものもありますが、このように長い状態のままだとアレンジには入れにくいので使いやすいサイズにカットする必要があります。

シナモンを好きな長さに切ります。割れやすいのでゆっくりと刃を入れます。

2本をひとまとめにしてワイヤできつめにねじって固定します。

ワイヤーの上からラフィアや麻ひも、リボンなどを結ぶと可愛いです。

今回はラフィアをワイヤー部分を隠すように巻き付けてリボン結びをしてみました。

【その③アンバーバーム】

トゲトゲした形が可愛いアンバーバーム（フウの実）。
リース作りやナチュラルなディスプレイ、撮影小物としても使えるアイテムです。最近はゴールドやシルバーに塗装された状態で販売されているものも見かけます。

少し枝が残った状態で袋に入っていることが多いですが、この枝は細すぎて使えないのでカットします。
同系色のワイヤー（＃２４茶）を適当な長さにカットし折り曲げ、先端にグルーを付けます。

沢山空いている穴に押し込むようにワイヤーを差し込みます。

せっかくなので、形の綺麗な面がトップにくるようにワイヤーを付ける穴は選びましょう。

【その④スライスオレンジ】

こちらもほんのり香りも楽しめるオレンジ。
カットの角度や場所によって断面が違うのも楽しいです。

表裏があるアレンジに使う場合は裏面にあたる場所にグルーでワイヤーを貼ってしまっても良いのですが、透けてしまいますし、実の部分は柔らかいので皮の部分にワイヤーを通すのがオススメです。

ぐらつかないようにしっかり捻じって安定させます。

【その⑤パンプキン】

見た目も可愛いパンプキン（ナチュラル）。
硬くつるっとしてるのでワイヤーはかけづらいです。同様ひっかけるところのない木の実にも使えるワイヤリング方法をご紹介します。

ワイヤーをボールペンや鉛筆にぐるぐると巻き付けます。

外したら、両方のワイヤーを曲げおろします。グルーを巻いた部分に多めに付けます。

ワイヤーを付けたい部分に圧着させて固めます。ただワイヤーを折り曲げてグルーで固定するよりも安定感が出ます。

割れやすいので、慎重に行わないとですが目打ちやキリで穴をあけてピック状になるようにワイヤーをを差し込んでもいいです。

この場合、＃26では不安定なので＃24にするか、2カ所穴をあけて二本足にしても良いと思います。

以前のフラワータイムズでも他の花材のワイヤリング方法をご紹介していますので、是非こちらも今一度参考になさってみてくださいね。

秋を彩るかわいい木の実♪茎が無くても大丈夫なワイヤリング方法

最後までお読みいただきありがとうございました！

GAUDENTE（中道奈緒）

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