みなさま、こんにちは。
神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
レッスンでも人気のデザインのひとつ、トピアリー。
アジサイやローズを使って作ることが多いですよね。
今回はガーベラを使って少し変化を加えた「トピアリー風」のアレンジメントをご紹介します。
茎を生かしたガーベラならではの作り方で、実は生花(フレッシュフラワー)では珍しくないデザインなのですよ。
見た目よりはずっと簡単に作れますので、ぜひ参考になさってくださいね。
アーティフィシャルフラワー(ガーベラ6、アイビーバイン、スパニッシュモス)
花器、ドライ用フォーム、リボン(25ミリ)
その他資材 グルーガン、ボンド、ハサミ、ワイヤーカットハサミ、リボンバサミ、フローラテープ(茶)
ワイヤー#24ブラウン、定規
ワイヤーは目立たないようにブラウンを使っていますが、グリーンでもOKです。
花器にフォームをグルーまたはボンドをつけて設置します。
フォームの高さは器より約1.5センチほど低くします。
アイビーのツルは2P用意します。
長い方は約30センチにカットし、上から10センチくらいの所に1/2カットしたワイヤーをひねってとめておきます。
短い方は約12センチでカット。こちらは片方を1/2カットしたワイヤーでワイヤリングしておきます。
ガーベラは茎をそのまま使います。
斜めカットした茎の先端にボンドをつけて差し込んでいきます。
TOPに来るガーベラを重心がまっすぐになるようにさします。
位置は花器のほぼ真ん中でOKです。TOP高は約30センチです。
ガーベラの茎は太いので、何回も差し直しすと大きな穴があいてしまいますので、できるだけ一回で位置を決めるようにしてくださいね。
さらにガーベラをさしていきます。
2本目、3本目のガーベラはTOPより1.5~2㎝ほど低い位置になるようにさします。
茎が広がってしまうので、花の下5㎝ほどの所をフローラテープでとめてOKです。
この時に茎はあえてやや広がるようにさすのがポイントです。
同じ場所からまっすぐに茎がでるのではなく、適度にまげたり、斜めに絡まるイメージで少し変化を加えます。
お花の顔の角度は真上を向かずに少し横を向くように曲げてください。
さらに残りのガーベラも少しずつ高さを変えながらさしていきます。
球形を作るというより、花束を束ねたようなイメージですが、花の高低差をしっかり出して立体感を作ります。
ガーベラが全て入ったらツルを入れていきます。
ツルの固定と、スパニッシュモス固定用に1/2カットした地巻きワイヤーで作ったピンを数本作っておきましょう。
最初に長い方のツルを入れます。
茎を留めているフローラテープの上からワイヤーをしっかりと巻きつけて固定します。
ワイヤーが緩んでしまう場合は少量のグルーをつけてもOKです。
ワイヤーの上10㎝のツルの部分はガーベラの束の中に入れこむように枝を折り曲げながら形を整えておきます。
ツルの下の部分は作っておいたUピンでフォームに固定します。
下のツルも茎が曲線を描くように折り曲げてニュアンスをつけます。
残った短い方のツルは先ほど入れた長いつると一体感が出るようにさします。
花器から垂れるように先端を流しておきます。
ツルが入ったら、フォームを隠すようにスパニッシュモスを多めに入れて、数か所Uピンでとめます。
あまりきっちりUピンで抑えず、少しざっくりめに入っている方が雰囲気がでます^^
これでトピアリーの形は完成しました!
絡ませているアイビーのツルは、リーフが重なって重たくなっている部分は少しカットしてすっきりと整えてください。
最後にフローラテープが見えている茎の部分にリボンを結んで完成です!
リボンを巻かないデザインで作りたい時は、余ったリーフを数枚テープの上に貼って隠してもいいですよ^^
落ち着いたブラックのガーベラで作るトピアリー風アレンジメントが完成しました!
ガーベラはパステルカラーのものが多いので、明るい色で作るとかわいい雰囲気になりますよ。
ぜひ作ってみてくださいね。
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
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