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ふるさと納税返礼品に出品しよう♪フラワーアレンジで地元に貢献

2022.07.07
投稿者:nakano

皆様 こんにちは。

奈良県宇陀市 フラワーサロン「HANARA-ハナラー」の中野です。

突然ですが…

「ふるさと納税」をご存じですか?

ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
ご自身で寄付金の使い道を指定でき、地域の名産品などのお礼の品もいただける魅力的な仕組みです。

このお礼の品の事を、「ふるさと納税返礼品」と言います。
返礼品は地元ならではの農産物・海産物など食料品が一般的なイメージですが
それ以外にもインテリア・実用品・雑貨など、さまざまな返礼品が多数出品されています。

実はフラワーアレンジメントを返礼品として出品されているお花業者さんがたくさんいらっしゃることをご存じですか?
新たな販路開拓として、ふるさと納税返礼品への参入をおすすめ致します。

今回のブログでは地元自治体の「ふるさと納税返礼品」にフラワーアレンジメントを出品する
方法とそのメリットについてご紹介いたします。

では、ご覧くださいませ♪

 

そもそも「ふるさと納税」って何?

最近では、比較的ふるさと納税制度が広く知られるようになり、利用される方も増加傾向にあります。
一方で、仕組みがよくわからないし、手続きが面倒だからと、まだ詳しくご存じない方もいらっしゃると思います。
そもそもふるさと納税とはどういった制度なのでしょうか。

ふるさと納税とは、

全国の応援したい地域に寄附ができる仕組みのことです。
寄附金の使い道は選ぶことができ、

その地域に貢献することができます。

さらに寄附の返礼品として地域の特産物などが貰えて、

税の控除が受けられる魅力的な制度です。(ふるなびより抜粋)

手続きは少々手間がかかりますが、一度覚えれば簡単!
寄付することにより地域振興に貢献できると同時に、ご自身は返礼品を受け取れて一石二鳥の制度なのです。

奈良県宇陀市鳥見山からの風景

 

ふるさと納税返礼品に出品するには

ふるさと納税の返礼品は、地元の特産物や農産物・海産物などの食品のイメージが強いですが、
検索するとフラワーアレンジメントも多数出品されていることが分かります。
ざっと見ただけでもプリザーブドアレンジ・ドライリース・ハーバリウムなど多数出品されています。

原則的に、「ふるさと納税返礼品」は地元自治体内で製造・生産される商品であれば食品以外のものでもOKです。
完成品のアレンジメントやリースの出品はもちろん、体験メニューやコースレッスンをチケットとして出品することも可能です。
食品に飽きてしまった方やまたプレゼントとしてフラワーアレンジメントを探されている方など、ふるさと納税におけるお花の需要は思った以上にあります。

ただ自治体によって基準はまちまちで、地元特産物に限っている場合もありますので、
まずはフラワーアレンジメントが地元自治体として受付可能か市役所・役場の担当課へ問い合わせてみることをおすすめ致します。
過去の販売実績や事業者登録の有無など審査の基準もまちまちです。
自治体によってはHP上で応募要件を公開している場合もありますので、事前にチェックしてみて下さいね。

 

ふるさと納税返礼品に出品するメリット

私も実際昨年末より返礼品への出品をスタートしました。約半年の経験ですが、そこで感じたメリットについてお伝えします。

①手続きは市町村・または委託業者がしてくれるため、こちらの事務的な作業は少なくてすむ。

ハンドメイドサイト(minne・Creema)などに出品されている方はご存じかと思いますが、作品をインターネット上で販売するにはページの作り込みにかなりの時間が割かれます。
これをご自身でやるとなるとちょっと…と思われるかもしれませんが、ふるさと納税返礼品の場合はご自身でする必要がなく、自治体(または委託業者)がこの作業を代行します。

返礼品への参入が自治体に認められれば、あとは出品する作品を自分で決めて、自治体から送られる専用の登録フォームに商品の説明文や金額を記載し返送するだけで、
あとは自治体側で各社サイトに掲載を進めてくれます。わたしの場合は合計7社のふるさと納税サイトに掲載して頂いているので、この手続きを代行して頂いているのはとてもありがたいです。

逆に出品停止や変更の手続きも行政の担当者にその都度連絡しなければならないため、あまり頻繁に変更することが出来ません。
そのため、私の場合ハンドメイドサイトで数が出る定番商品のみを常時掲載して頂いています。

注文が入った際は、自治体から2週間に一度のペースでまとめて発注依頼が来ます。
発送についてもこちらで作品制作・梱包まで済ませておけば指定の運送業者が引き取りに来てくれるので伝票記入の手間もかかりません。

 

②価格設定は自分で出来る

ふるさと納税の仕組みとして、寄付額の30%が返礼品の相場となっています。
返礼品の販売によってご自身が受け取る代金は、ご自身で設定することが可能です。損のない額を設定しましょう。

例:リースを8400円で販売する場合
8400÷0.3=28000円 ←これが納税者が払う寄付額になります。

自治体側で商品代金を元に計算し、サイト上には寄付額が表示されます。
ご自身が受け取る予定の商品代金は納税者には表示されません。

また、ふるさと納税返礼品は送料を自治体側が負担してくれる場合があります。
この場合には負担になりがちな送料を考慮することなく、純粋に商品代金として価格設定できますのですごく安心です。
※送料については自治体によって対応様々ですので、参入される際は良く確認しておきましょう。

 

③納期は遅くてOK!

ふるさと納税返礼品は寄付に対するお礼として商品を届けているため、納期は比較的緩いのが特徴です。
注文から2~3か月後の発送でも全く問題ないので、レッスンや他のオーダーを並行しても余裕をもって準備を進められるのがポイントです。

プレゼントで利用したいなど希望日時がある場合は別ですが、通常は2~3か月の余裕があるので
材料不足があってもすぐに手配する必要がなく、「次回のレッスンの花材と一緒に注文しよう」と余裕をもって準備を進めることが出来ます。

納期の目安は商品説明の中に予め記載しておきましょう。

 

④地元の地域振興に貢献できる!

地方では人口減少の波が肌で感じられるほど切実になってきています。
人口が減少するとともに必然的に税収も減り、今後住民サービスの質の低下がますます懸念される事態となっています。

そんな中、ふるさと納税による寄付金は地方行政にとって大きな収益源となっており
いかに魅力的な返礼品を出品するかは自治体側にとっても目下の課題となっています。
返礼品のラインナップにフラワーレンジメントを加えていただく事で、品ぞろえにバラエティ性が生まれ
自治体にとっても寄付を頂くチャンスが増える、ということにつながります。

この地域に居住する一人の住民としても事業者としても、地域に貢献したいという思いは多くの方が持っているもの。
フラワーデザイナーとして地元に貢献できるなんて素敵なことではないでしょうか。

まとめ

奈良県宇陀市大和富士を望む

 

いかがだったでしょうか?

ご自身の作品を通して、寄付頂く納税者の方にも喜んで頂きながら地元発展に寄与出来たら…こんな嬉しい事はないですよね。
まだふるさと納税には注目していなかった!という方もこれを機に一度自治体に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

ハンドメイドサイトでは似たような作品が溢れかえって、ご自身の作品が埋もれてしまっているという方も
ふるさと納税ではフラワーアレンジの作品数はそこまで多くないので勝機が隠れている可能性もあります。
販路を広げるという意味でも、ふるさと納税への参入をおすすめ致します。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

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奈良県宇陀市のフラワーサロン
「花と暮らそう」

HANARA -ハナラ-

FEJ認定講師 植物雑貨クリエイター 中野真弓

 

 

HP:https://hanara-flower.amebaownd.com/

Instagram:https://www.instagram.com/hanara.flower/

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@fujie_okamura
@fujie_okamura

Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。