皆様 こんにちは。
奈良県宇陀市 フラワーサロン「HANARA-ハナラー」の中野です。
空前のドライフラワーブームが広がっています♪
教室でも生徒様から「ドライフラワーにしやすいお花ってどんなお花ですか?」というご質問を頂くことが増えました。
その質問には必ず!即答で!(笑)「スターチス」とお応えしています。
スターチスはドライフラワーにおすすめの花材”代表格”で、
逆さにして風通しの良い場所に吊るしておくだけで、どんな方でも失敗無くドライにすることが出来る、ドライ初心者にはお勧めのお花なのです。
スターチス、というと一昔前まではお供えのお花、和風のお花というイメージが強い時代もありました。
ですが、近年では品種改良によりカラーバリエーションが豊富になりこれまでの和のイメージを覆すほどの可愛らしい色合いが増えてきています。
また、ハイブリッドスターチスという品種が登場し、カスミソウのような細かい花姿やボリューム感のある枝ぶりが人気を博しています。
いずれも基本的に四季咲きのため、年中季節を問わず手に入るのも魅力です。
スワッグやリースの花材としても人気の品種です。
今回はそんなスターチスをメインにした、ボタニカルフレームアレンジのご紹介です。
ニュアンスカラーと真っ白なスターチスをブーケ状に束ね、フレームの中に閉じ込めました。
スワッグやリースを作った後の余り花材を活用してもgoodです♪
では、ご覧くださいませ♪
資材
左から
フォトフレーム(L判サイズ)
生成り色の生地
コットンレース ※いずれも100円ショップで購入
ラフィットヤーン(ラフィアリボンでもOK)
アンティーク洋書ペーパー
花材
スターチス(オレンジ・白)
タタリカ
山シダ(白)
ラグラス(白)
ティーツリー
木の実各種
ラムズイヤー を使用
他にも組み合わせ色々♪
では、早速作っていきましょう。
まず、土台の準備をします。
①はじめに、フォトフレームの土台をフレームから取り外します。透明カバーは使いませんが、台紙は使うので捨てずにとっておきます。
土台の大きさに合わせて生成りの生地をカットします。しわがあればアイロンします。
②次に、土台にボンドを塗り台紙を裏面に向け貼り付けます。貼り付けた台紙の上に両面テープを格子状に貼り、生地を重ね貼り付けます。
point:土台の上にそのまま生地を貼り付けると、台紙の色が透けてしまうため、白い台紙を貼った方が綺麗なベースに仕上がります。
④洋書ペーパーとコットンレースで装飾します。こちらは手芸用ボンドを部分的に塗り貼り付けます。
⑤フレームに戻し入れて、土台の準備が出来ました。
point:。入りにくい場合は、生地やリボンの端をギリギリまでカットしてすっぽり収まるように調整してみてください♪
①まず、スターチス・ティーツリー・ラグラス・ラムズイヤーでミニブーケを束ねます。ワイヤーで固定した後、テーピングします。
point:バランスを見ながら束ねますが、ここですべて入れようとしなくてもOK!後で花材はグルーで足していけるのでここではアウトラインを作るイメージで。
②次に①で作ったミニブーケの裏面にグルーをたっぷりめに添付し、フレームの中央に斜めに貼り付けます。
point:貼り付ける前に予め場所を確認し、束ねた枝はちょうどよい長さにカットしておきます。フレームに乗せたらグルーが固まるまでしばらく押さえておきます。
③山シダは短くカットし、根元にグルーを少量付けたら、ブーケの上部に滑り込ませるようにピンセットでそっと挿しこみます。
残りの花材も同様にブーケの間に滑り込ませるようにグルーで固定していきます。木の実はブーケの根本に配置します。
point:ブーケの中心から広がるような形をイメージして配置していきます。
④ラフィットヤーンを2重に重ねて小さなリボンを作ります。これをブーケのバインディングポイントに貼り付けたら完成です♪
花材を変えて作ってみました♪並べて飾るととっても華やかです。
ドライローズでも作ってみました。組み合わせ次第で様々なアレンジが楽しめます♪
いかがだったでしょうか?
スターチスはもともと水分が少なく乾きやすいため、ドライフラワーに向いているお花です♪
ご自宅でドライにしたお花を使えば愛おしさも倍増です。
スターチスの他カスミソウやローズも吊るすだけでドライフラワーに出来ますので是非一度お試しください。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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奈良県宇陀市のフラワーサロン
「花と暮らそう」
HANARA -ハナラ-
FEJ認定講師 植物雑貨クリエイター 中野真弓
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