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【会員専用無料メルマガ♪】生徒様へのアフターフォロー どこまでやるのが正解ですか?「ご相談を受けた時の正解ルート」7/29号

2022.07.29
投稿者:okamura

FEJライセンススクール会員の皆様へお届けしている無料メルマガ「プロフェッショナルの部屋」。旬の情報から講師として必要な知識まで、花や手工芸に関する情報をお届けし、花活動のヒントにしていただいています。

皆さまこんにちは。フラワーエデュケーションの岡村です。

ようやく長かった試験月が終わりました。(→受験生の皆様、所属スクールの先生方本当にお疲れ様でした!)

とは言えこれで全て終了ではありません。ここからは、合格者や残念ながら合格できなかった方などのアフターフォローがはじまるのですが、実は試験よりもこちらの方が大変かもしれません。

合格されたほとんどの方が「1日も早く花材問屋さんでお買い物をしたい!」と楽しみにしていらっしゃいますので、会員登録手続きなどを本部の都合で遅らせるわけにはいきません。

ですが個人情報を預かる重要な業務ですので、提出物の漏れがないか、登録内容に誤りがないかなど、担当スタッフがお一人ずつ丁寧に確認し、手続きを進めております。

そうしてディプロマ証発行→発送に至るのですが、これら諸々のアフターフォローが終わった翌月(9月15日頃)には、次回試験のご案内を全国のライセンススクールへお送りします。

もちろん受験生以外からのご質問やご相談も日々たくさんいただくので、これらもアフターフォローと考えると、本部の仕事のほとんどはアフターフォローと言えるかもしれません。

そんな中、先日ライセンススクールの先生からあるお悩み相談がありました。それがまさに先ほどから繰り返している「アフターフォロー」について。

生徒様が慕ってくださるのは嬉しいが、どこまで自分の時間を削るのが正しいのか、他の生徒様から不満が出ないか・・・とても切実なお悩みでした。

実はこのご相談、これまで何度もいただいたことがあり、以前こちらでも公開したことがありました。そこで今回は以前ご紹介した内容を一部改稿して、お届けしたいと思います。

———————-

『生徒様へのアフターフォロー どこまでやるのが正解ですか?【ご相談を受けた時の正解ルート】

その1)最初のご相談は丁寧に聞き取りします

その2)お返事は必ずメールでいただきます

その3)踏み込み過ぎないように注意します

その4)生徒様との距離感を考えます

こちらはダイジェスト版になりますが、ぜひご覧下さいませ!

 

その1)最初のご相談は丁寧に聞き取りします。

まずは、ライセンススクールA先生からのご相談メールを共有させていただきます。

「私は、FEJプリザーブドフラワー資格取得コースを開講させていただき1年が経ちますが、これまで4名の生徒様が合格されました。当教室から合格しお花の活動を始められる生徒様のことを私も嬉しく思っています。

しかしながら、半年前に資格取得された生徒様から「今後の花活動についてご相談が…」とご連絡があり、相談にみえました。相談内容は、在庫管理や発注間違いのトラブル、ワークショップなどのご相談等…

私自身も教室や販売を始めた頃、感じたり体験したりしたことでした。数時間話を聞き、アドバイスをしたのですが、帰り際に、生徒様から「また相談に来ていいですかね?」言われました。

現在FEJのコースの他に、不定期開催ですがオリジナルレッスン、出張レッスン、オーダーの製作を、子育ての合間に必死でやっております。私自身も花の活動はまだ数年。わからないことだらけのなか、プライベートの時間や寝る間も惜しんで、試行錯誤でやっております。

コース終了後に、オリジナルレッスンに参加して下さるわけでもなく、相談だけにいらっしゃる生徒様が、今後何度も来たり、人数が増えてしまっては、仕事の時間に支障をきたすのでは、とても心配です。

長年教室をされていたり、たくさんの生徒様がいらっしゃる先生は、このような生徒様に対し、どう接しているのでしょうか?FEJの本部でも、レッスンをされておりますが、相談だけにいらっしゃる方はいらっしゃるのでしょうか?」

生徒様からの相談メールや、直接レッスンに関係のない質問に「どうやって答えれば良いのか」こんな悩みを持つ先生は多いのではないでしょうか。

これはお教室が認知されはじめて、生徒様も増え、お仕事が忙しくなってきた先生が最初にぶつかる問題かもしれません。私もこれまで同様のご相談は数えられないほどお伺いしてきました。

数あるお教室の中から、ご自信のお教室を選んでくださったことは大変光栄ですし、自分にできることなら何でもして差し上げたい・・というのが先生方のお気持ちだと思います。

ただ、A先生の仰る通り、時間には限りがありますし、生活や他の生徒様に支障が出てきてしまうのは問題ですよね。

私は普段からたくさんの先生や生徒様たちからご質問やご相談をいただきます。立場によってその内容も様々ですが、私が会員の皆様からご相談をいただく際に気を付けていることは

最初のご相談は必ずお受けして、丁寧に聞き取りをします。

まず、生徒様がご相談くださるのは、それだけ信頼されている証ですので、とても光栄なことだと思います。

しかもレッスンしながらお話しする機会はあったはずなのに、個人的にご連絡をくださったということは、他の方には聞かれたくない内容である可能性が高いですよね。

こういった個人的な繋がりからは、レッスンだけではわからなかったお人柄や、本当の悩みを理解できるとても良い機会だと思います。またこれは今後の自身の講師活動にもとても役に立ちます。

「自分のレッスンではこういったケアが足りなかったのかな」
「試験花材を揃える時に、ここまで踏み込んでアドバイスしてあげられたら良かったな」

等々、レッスンをしている時にはテクニック等をお伝えすることで精一杯で見えなかったことも、生徒様とじっくり向き合うことで見えてくることがあります。

こういったレッスン以外のコミュニケーションを図る機会を設けることで、生徒様に「先生は頼りになるな」と思っていただけたら、いつか生徒様がスキルアップしたいと考えられた時に、他のお教室ではなくまたご自身のお教室を選択してくださると思います。

つまり、生徒様のご相談は、生徒様の為だけでなく、自分の講師活動の為になり、結果良い連鎖を生み出してくれます。

 

その2)お返事は必ずメールでいただきます


こちらのテーマの続きは本編でご覧ください。


(本編ではこちらの2テーマに加えて、更に2つのテーマについて解説しています。続きは、本編にてどうぞご覧ください^^)

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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。