こんにちは。
茨城県水戸市で、FEJオフィシャルスクール「フラワーサロン花笑み」を主催している豊岡です。
今回は、キッチンアイテムとして人気のカッティングボードに、上質なアーティフィシャルフラワーをオーバル型にあしらった、ナチュラルテイストのアレンジをご紹介します。
SNSなどでもよく見かけるカッティングボード。
最近はどこでも気軽に入手できるようになり、100円ショップでも色々な大きさのものが販売されています。
持ち手のついた可愛いデザインは、まな板としてだけでなく、ちょっとしたお皿としても活用でき、テーブルをさりげなくお洒落に演出してくれます。
今回は、100円ショップのシンプルなカッティングボードに、ちょっとした工夫でお洒落感をUPさせながら、壁に掛けたり、テーブルに置いたり、2WAYで飾れるアレンジを制作していきます。
ドライフォームをしっかりセットするだけで、初心者の方でも簡単に制作できますのでどうぞお楽しみに♪
ではさっそく制作していきましょう!
①桐カッティングボードスリム(セリア)・・・1コ
②麻紐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25cm
③ドライフォーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7×5×2.5cm
④シサル麻・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適宜
⑤クリスマスローズ(東京堂)・・・・・・・・・・・・1本
⑥ビターユーカリバンドル(東京堂)・・・・・・1本
⑦アンティークベリーブランチ(東京堂)・・・1/3本
⑧アリスハイドレンジア(東京堂)・・・・・・・・・1/3本
⑨ベリーズユーカリ(東京堂)・・・・・・・・・・・1本
⑩チョコレートコスモスバンチ(東京堂)・・・1本
⑪ウォーターウィードピック(東京堂)・・・・・1本
⑫ワイヤープランツ(アスカ)・・・・・・・・・・・・適宜
⑬キナリリボン(30mm幅)・・・・・・・・・・・・・40cm ※東京リボン フレッジ
上段左から
#24グリーンワイヤー、#22裸ワイヤー、オアシステープ、スタンプ台、スタンプ、フローラルテープ、ボンド、ペンチ、ワイヤー切り、ニッパー、ピンキングバサミ、フォームカット用ナイフ、定規、グルーガン
左がセリアの桐のカッティングボード(25×12cm)、右がダイソーのパイン材(松)のカッティングボード(28×15cm)です。
今回は左のセリアのカッティングボードを使用して製作します。
ピンでも壁に掛けられるように、麻紐を取り付けておきましょう。
お洒落感をアップさせるために、右下部分にお好みのスタンプを押します。
フォームをセットするために、10cmにカットした#22裸ワイヤーをコの字型に曲げ、×にしたオアシステープで、ボードの少し上部になる部分に、しっかりはがれないように取り付けておきます。
上面と側面を面取りしたフォームの裏面に、たっぷりとボンドをつけてから、ボードに差し込み、上部に出たワイヤーをペンチで折り返してグルーで固定しておきます。
※ワイヤーだけでは壁に掛けたときに取れてしまうので、ボンドもつけてしっかり固定してください。
※ボンドが乾くまで待ってからアレンジしてください。
お花でカバーしづらい側面に、シサル麻を一周巻いて#24グリーンワイヤーで固定しておきます。
ワイヤリングのポイント:茎が細く、そのまま挿せるものは、滑り止めのために茎にフローラルテープをきつめに巻いておきましょう。
茎が太いものや短いものには、下記のようなワイヤーを施してください。
アジサイは2〜3輪付になるように細かく分けてカットし、#24グリーンワイヤー1/4本を枝の分かれ目に引っ掛けてから巻き付けてツイスティングします。
アンティークベリーの葉5枚は、長いので写真のように半分にカットます。
アジサイと同じように#24グリーンワイヤー1/4本でツイスティングします。
クリスマスローズやチョコレートコスモスなど、ワイヤーを引っ掛ける部分がない花材は、抜け落ち防止のため、巻き付けた部分にグルーを少量塗ってから、きつめにテーピングをしておきます。
ワイヤープランツは、後で形をつけてデザインしたいので、根本から5cmくらいの部分に、#24グリーンワイヤーでツイスティングを施しておきます。
写真のようにフック状にしたワイヤーを下から5cm部分に引っ掛けてから、ワイヤーが浮かないように巻き下ろしていきます。
巻き付けが細かくなると目立ってしまうので、写真のように、2〜3cmの間隔で巻き下ろしていきましょう。
さらに、#24グリーンワイヤー1/4本でツイスティングします。
注意するポイント:フォームが小さいので、花材の茎を長く挿してしまうと、フォームが崩れる原因になってしまいます。
茎はフォームの中に2cm位までの長さで挿していくようにしましょう。
落下防止のため、すべての花材はボンドを使用して挿していきましょう。
まずクリスマスローズのリーフを、フォームの側面(シサル麻の上部分)から、ボードに付く角度になるように3枚挿します。
ポイント:不等辺三角形になるように挿すと、ナチュラルな配置になります。
小分けにカットしたユーカリを、側面の空いている部分に挿します。
アジサイは側面と、上面の両方にバランスよく挿します。
※オーバル型(楕円)になるようにお花をアレンジしていきましょう。
クリスマスローズを、斜めの配置になるように、お花の向きに表情をつけながら挿します。
チョコレートコスモスは、不等辺三角形になるように挿します。
ベリーズユーカリは、下部分に流れるような雰囲気になるように挿します。
アンティークベリーは、大きく開いている部分にバランス見て挿します。
ウォーターウィードピックは左下に挿します。
ワイヤープランツの根元をU字型に折り曲げ、アレンジの上から、立体的に垂れ下がるように挿します。
キナリリボンをピンキングバサミでカットし、3cm程ずらして写真のように、少し横広がりになるように折り曲げます。
上から7cmの部分に、#24ワイヤー1/2本を横に置きます。
ワイヤーを挟んでパタンとたたんだら、ワイヤーを引き寄せて、隙間がなくなるまできつくねじります。
リボンをおこしてふっくらさせたら、1ループ2テールのリボンの完成です。
左上部分に挿して、ループが左上、テールが右側に流れるように形を整えたら完成です!
コチラは、少し大きめのダイソーのパイン材のカッティングボードにデザインしてみました。
壁に掛けたり・・・
テーブルに置いたり・・・
2WAYで飾れるカッティングボードアレンジ、いかがでしたか?
壁掛けだけでなく、テーブルコーディネートとしても活躍してくれそうですね。
フォームさえしっかりセットしておけば、お家に余っているアーティフィシャルの葉物やお花で、いつでも気軽にアレンジを楽しんでいただけます。
花材を変えて、ぜひ自分好みのカッティングボードアレンジを作ってみてください。
お教室名「フラワーサロン花笑み」
豊岡 永美