本記事は過去に会員様向けに配信させていただいた内容です。一部を加筆・修正してお届けいたします。
最近とても多い「雑誌に掲載しませんか?」という連絡。当協会の会員様へもメールや電話で各種雑誌、媒体への掲載依頼が頻繁に届くそうで、私達へ相談が多く寄せられています。
雑誌・媒体への掲載は、今までご縁が無かった場所や人へ、広く教室の存在をお知らせできる有効な手段ですが、有料なもの、無料なもの、料金、方法など、初めての時には何が適正なのか、そうでないのかなど判断に困ることが多いですよね。
そこで今日は実際に寄せられた、とある会員の方からの人気ファッション誌のブライダル企画への掲載依頼についてご相談と、私達が回答した対処方法を、皆様とシェアして参りたいと思います。
いただいたご相談内容は、このようなものです。
「有名ファッション雑誌から有料掲載の依頼がありました。その依頼内容が妥当なものなのかどうか教えて下さい」
ファッション誌へのスクール紹介掲載が妥当かどうか?というご相談です。
妥当かどうかは抽象的ですので、相談者様には
「価格が妥当か」
「掲載した効果があるかどうか」
この2点に絞って回答させていただきました。まずは価格についてお伝えしたいと思います。
雑誌への掲載料金はこちらがおおよその平均です。
相談いただいた条件はこちらの範囲内でしたので、まずまず打倒な内容ということになりそうです。
ただ、このような依頼の場合記事内容等はライターさんに お任せ…という形態が非常に多いもの。
全てをライターさんにお任せしてしまうと自分が思った内容とは違った形になることもありますので、この金額を出して、どのくらいのスペースで、見開きのどの場所なのか、そして同企画内で自分以外に同業者がどの程度紹介されるのか…など、料金をお支払いされる前に、しっかりと確認した方が良いと思います。
今、ファッション誌はスポンサー離れがとても深刻なため個人事業主である花講師に対して、あらゆる営業活動をされています。
お互いに利害が一致すれば問題はないのですが、この掲載料=広告宣伝費が、どのような効果を生み出すのかをしっかり見極めることが大切ですね。
と・・・このようにお伝えしたところ「やはり掲載することにした」とお返事を頂きました。
雑誌掲載は決して低額ではない為、悩まれる方が非常に多いようです。
では、これだけの金額を支払って皆さんが一番期待されるのは、【どれだけお客様がくるのだろう】ということかと思います。
正直申し上げて、
雑誌に掲載されたからといってじゃんじゃんお客様がくるような効果は難しいでしょう。
その雑誌の読者と自分のお客様の層がマッチしているかどうか考えて掲載するのは当たり前の話として、ご相談者が心配している「掲載した効果があるかどうか」は、掲載前にどれくらい準備ができているかにもよるのではないでしょうか。
例えば、このような2つの教室が同時に雑誌に掲載されていたとします。
・雑誌に掲載されていたブーケ教室に興味がある
⇒掲載されているサイトを見たら、私でも作りやすい2日間レッスンのお知らせがあった!
皆様でしたら、どちらに問い合わせされますか?きっと、後者の教室だと思います。
このように、準備がされているかいないかで、効果は変わってくるのです。
掲載を決めてからもプロのライターさんとのやりとりに慣れていない方は注意です。ライターさんには自分の意思をきちんと伝えましょう。
せっかくの機会を無駄にしない為にも、打ち合わせをしっかり行い満足する形で掲載してもらいましょう!
その2)では、掲載料を支払って雑誌に掲載するというせっかくの機会を得た場合、具体的にどのような記事を載せたら良いのか、私達が実際に行ったアドバイスをご紹介いたしますのであわせてご覧下さいませ。