最近卒業式で、先生や卒業生へお花を1輪プレゼントする学校が最近とても増えているそうです。
感謝とご活躍を願う気持ちを込めた花ですから、ぜひ豪華にしたい所ですが、残念なことに予算には限りが・・・。
そんな時、きれいにラッピング出来れば1輪のお花をより豪華に見せることが出来ます。
「お花を包む」というと、大きな花束を包むことを想像する方が多いと思いますが、知っていると意外に便利なのが「1輪のお花の包み方」です。
母の日や敬老の日のイベントでも1輪ラッピングは大活躍ですし、生花やアーティフィシャルフラワーを教えているフラワーデザイナーさんにもラッピングのスキルは欠かせません。
そこで今回は、1輪のお花を豪華に見せるラッピング方法をご紹介いたします。
今回は特別に、アーティフィシャルフラワーのラッピングをコマ送りで、生花のラッピングを動画で、2本立てとしてお送りいたします。!
ラッピングペーパー、ホチキス、セロテープ、ハサミ、リボン、あればシール
ラッピングペーパーはお好みのものをお使いください。
ワックスペーパー、ハトロン紙、英字新聞、不織布、和紙、などどんなものでもOKです。
ピンクの不織布と、白のハトロン紙を組み合わせてみました。
包むペーパーの幅は、お花の直径の約2倍くらいが目安になります。
紙の長さは、お花の全長より少し長めにします。
今回は色の違う2枚のペーパーを少しずらして重ね、ほんの少しだけ上にペーパーが出る位置にガーベラを置きます。
ペーパーの左右を中央に重ねます。
左右の紙を極端に重ねすぎると、花の顔が見えなくなるので、調整しながら作業を進めます。
リボンを結ぶ位置を考えながら、束ねた部分が外れないように、下の写真の指で持っている部分を、セロテープで仮止めしておきます。
さらに、この上にラッピングフィルムを巻いていきます。
長さは(8)と同寸~少し長い程度が目安です。
幅は、くるっとガーベラをくるめる寸法に、少しゆとりを持たせた程度です。
ラッピングフィルムをくるっと巻き、目立たない後ろの部分でセロテープかホチキスで止めておきます。
緩みが出ないように、しっかりとリボンやラフィアを結びます。
たった1輪ですが、このようにラッピングすることでボリュームアップし、豪華な雰囲気に。
プレゼントにもお使いいただけるきちんと感も出ます。
生花の1輪ラッピングを動画では、水揚げの方法から、ペーパーカットの方法までご紹介いたします。
いかがでしたか。
選ぶお花によって、とても立派なブーケが出来上がったことに驚かれたと思います。
感謝の気持ちを最大限にお伝え出来る1本ラッピング。お花屋さんでも良く使う包み方です。どうぞお試しください。
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