その1では、まず花贈りのあれこれについて、日本の花の消費が諸外国に比較して低いことも含め、ご紹介いたしました。
<その1)「簡単だけれどきちんと見える花束ラッピング」 動画で紹介する花の包み方
本記事では、実際に花を包む様子を動画でご紹介していきたいと思います!
そんな切り花の国内消費が低い日本ですが、実はアジアの中ではトップ。
日本人は何かのお祝いや記念日、供養に花を贈る習慣があります。その多くの場合が、切り花を利用した花束です。
切り花は、予算が少ない場合は、近所の花屋さんで安くお花を購入して自分で花束をラッピングすることで予算を調整することが可能です。花束を素敵に包めるようになると、
「庭に咲いた花を友人にあげたい」
「ちょっとしたお礼として気取らず花束をあげたい」
「近所の花屋さんで安く買って素敵なオリジナル花束にする」
ということが簡単にできるようになります。そこで、誰でも簡単にできる「花束のラッピング」を動画でご紹介いたします。
簡単ですのでぜひトライしてみてくださいね。
それではさっそく、花の包み方をご覧下さい。
いかがでしたか。案外簡単にラッピングが出来ました。慣れも必要なので、最初だけ少し練習してみましょう。
お花の保水の方法は、明日公開予定の1輪花ラッピング記事内の動画でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
花は贈りたいけれど、店頭でお花を買うのはちょっと恥ずかしい、買っている時間がないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にはネットショップがオススメです。今は切り花もネットで簡単に購入出来てしまいます。
こちらのお店は、私も良く使っています。花だけでなく、ラッピング用の資材やリボンも扱っているので、初心者の方も、より気軽に花束ラッピングにチャレンジできるのではないでしょうか。
日本の切り花消費額が低いことは、その1と、この記事の冒頭でもお伝えしてきました。
実はさらに、年々その消費額が低くなってきているのです。そんな現状を踏まえ、農林水産省が平成26年「国産花きイノベーション推進事業」をスタートさせました。
オリンピックを見据えて国産花のシェア奪還と需要拡大を図る対策のひとつ「日常生活の利用を増やす為の新たな花文化の創出」によって、これからの数年間、日本でフラワーワークショップや花コンテストなどが増える予定です。これにより、花を楽しむ人達が日本でもっともっと、増えていくかもしれません。
ひょっとして日本でも海外のように街中で男性から女性へプロポーズで花を渡すシーンを、しばしば目撃することがあるかもしれないですね。
花は、受け取る人はもちろんですが、実は贈る人も嬉しいものです。
花屋の店頭で、美しい色とりどりの花を眺めながら、この色はあの人の好きな色だわ、こんなきれいなバラなら喜んでもらえそうだな・・と、花を受け取ってもらった時の相手の喜ぶ顔を想い浮かべるのは楽しい時間です。
花を贈る相手がいる。それはとてもすばらしいことなのです。
特別な記念日だけでなく、普段の生活の中で大事な人たちへの感謝の気持ちとして、男女問わず花を贈り合える日がくると良いですね。
ぜひオリジナルのラッピングで素敵な花贈りをお試しください。
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