こんにちは。フラワーエデュケーションの岡村です。
最近、問屋さんやメーカーさんのレポートばかり書いているので、にわかライターにでもなったような気分です(笑)
旬な情報を少しでも早く皆さんにお届けしたい・・と思いながらも、要領が悪くなかなかスムーズにご案内できず申し訳ありません。
そのお詫び?!の気持ちを込めて、ascaさんレポート第二段は、これまで以上のボリュームでお届けいたします。(認定会員様および一般の方はダイジェストまでの表示となります。予めご了承ください)
vol.1はこちら→造花ブランド「asca」は他と何が違うのか?vol.1/2019クリスマス・お正月編
それでは、今回もベテランフラワーデザイナーにファンの多い、造花メーカー「asca」さんの秋冬展示会の様子と、新作・人気商品などをご紹介いたします。
デザインにこだわりがあるフローリストがこぞって選ぶascaのアーティフィシャルフラワーは、他と何が違うのか。
ぜひご自身の目で見極めてくださ下さい!
FEJライセンス会員の方は、こちらも併せてご覧ください☆
【東京堂Autumn&Winter Collection 2019】
今回のTOPIC
・アーティフィシャルフラワーメーカーascaの真髄
・ascaの秋花材
・グリーン人気は〇〇がキーワード
・秋/冬のascaイチオシ
・知らなかった!フェイクフルーツと言えばasca
・リゾート花材の再現度、怖いくらいです
・人気カゴバッグレッスンは、皆さんこの花材使ってます
・ascaの一番人気・二番人気は意外にも・・・
6月上旬に品川にあるascaショップ型ショールーム「アン・デコール」に行ってきました。
ご案内してくださったのは、east side tokyoのMD/パイヤー星野さんと、asca営業部の中垣さん。
現場の第一線で活躍されているお二人に、他メーカーにはないascaさんならでは魅力をたっぷりご紹介いただきましたので、今日は前回ご紹介できなかった定番アーティフィシヤルフラワーをメインにご案内します。
一流フラワーデザイナーがなぜascaさんを選ばれるのか。その理由を今日のレポートで実感してください。
商品全てをご紹介することはできませんが、ascaさんならではのこだわり商品や、注目アイテムだけを厳選してご紹介いたします!
A43034 ローズステム 1,380yen
近くで見ても、生花との違いがわからないほどのクオリティ。
思わず「さすが・・・」と口に出してしまうほど。これがascaさんのアーティフィシャルフラワーです。
ド定番のローズだからこそ、ごまかしがききませんが、フォルム、色、素材、どれをとってもascaさんらしい素晴らしい商品です。
太いステムのクオリティも見事でした。
A33756 ローズ×1 つぼみ×1 2,680yen
こちらは花びら1枚ずつ、コテで型づけしています。
iPhoneがなぜかこの画像だけこんなにボカしてしまったのですが、こちらも茎のグラデーションにこだわっているシリーズなので、そのあたりもぜひ注目していただきたいです。
ローズ1本にしては高額ですが「この仕事ははずせない」という時に選びたい花です。
少し前まで、アーティフィシャルフラワーやグリーンの主流はもちろんポリエステルでした。
ポリエチレン製品もあるにはありましたが、一見して偽物とわかるような、とてもフラワーアレンジメントに使おうと思えないものばかりでした。
ですが↓こちらをご覧ください。
左・A-43322 ジュニパーリーフブッシュ 500yen
中央・A-43306 フェザーパインスプレー 560yen
右・A-43305 パインハンギングブッシュ 1,780yen
A-43287 ファーンブッシュ 1,000yen
この肉厚なユーカリも含め、全てポリエチレン製です。
このようにポリエチレン加工の技術が格段に上がり、色が驚くほど綺麗に出せるようになりました。
ポリエステルのリーフに比べ、ボリュームもあって値段が手ごろなのも魅力です。
ウォールグリーンやブライダル会場のフォトブースなどにも欠かせないグラスマット。
今まで見てきたマットの中で一番クオリティが高いなと思っていたら、このマット実はascaさんがパーツ(リーフ等)を集めて組み合わせたんだそうです。
もちろんこちらもポリエチレン製。安いし丈夫なのでマットにピッタリですね。
価格は1枚2,100円~3,100円。
安価な商品では出せない色の深みやバランスが絶妙でした。
ホームセンターなどで土台を仕入れて、ascaさんのグリーンでオリジナルグラスマットを作ってみるのもオススメです。
A33778クイーンアンズレース 1,820yen
ファンの多いレースフラワーも、ポリエチレンならここまで再現度が高く作れます。
淡いモーヴホワイトのカラーも素晴らしかったです。
左・A-47857 ウィートグラスバンチ 820yen
中央・A-47856 ウィートグラスバンチ 820yen
右・A-47855 ウィートグラスバンチ 820yen
花業界のドライフラワー人気は当然アーティフィシャルフラワーにも影響があり、どのメーカーもかなり力を入れています。
こちらの秋色ドライフラワー風バンチシリーズ(勝手に命名笑)も、かなり売れているそうです。
A43251ミックスグラスブッシュ 660yen
こちらもかなりリアルなドライフラワー風ブッシュ。
左・A-43249 グラススプレー 860yen
右・A-33773 ペイントバンクシア 740yen
まだまだ沢山ありますが、どの商品も本当に質が高く、近くで見ても本物のドライフラワーそのものです。
先日のプロフェッショナルの部屋「ウエディング@カジュアル和装スタイルの今」でもご紹介した和×ドライフラワーのブライダルスタイルにもオススメです!
左・A-33792 デルフィニウム 760yen
中央・A-33791 ピオニー×3 520yen
右・A-33790 デイジー×5 480yen
2019年のトレンドカラーであるリビングコーラル→コーラルピンクの花材も、秋っぽいモーヴな雰囲気にピッタリ。
優しいカラーのグラデーションが、アレンジのクオリティを上げてくれます。
左・A-43239 ミックスグラスバンチ 1,340yen
中央・A-43241 ミックスグラスバンチ 1,340yen
右・A-43240 ミックスグラスバンチ 1,340yen
こちらもトレンドのちょっとくすんだセージカラーによく合うMD/パイヤー星野さんオススメ商品で、今期イチオシアイテムです。
静謐さの中にもあたたかみが感じられて、この冬外せない花材になりそうです。
A20395~A20397 グレープ 1,360yen(各色)
A20408キウイ 360yen
A23018 ストロベリーピック 480yen
A20134スモールラディッシュ 660yen
数年前にはサラダボールなどのフラワーアレンジなどが流行りましたが、フルーツを入れたバスケットアレンジなどは未だに人気が高いです。
また海外で人気に火が付いた、レタスやブロッコリーなどを入れたファーマーズブーケも、最近日本で目にするようになりました。
このように、花と相性の良いフルーツや野菜もascaさんの得意分野です。
FEJでもブライダルブーケプロフェッショナルコースでベリーを使っているのですが、実物を見たらとても可愛かったので、上記画像のものに変更しようかと思っています^^
A33683クレオメ 600yen
A33333デンファレ×7つぼみ×2 1,280yen
A33552ピンクッション 1,100yen
海外挙式派が年々増えていて、ハワイでも新しいチャペルが続々オープンし、国内でもガーデンウェディングや海辺のチャペルなどで行うアットホームなリゾート風ウェディングパーティーが人気です。
また昨年、沖縄ウエディングが過去最高の実施組数になったことは、「リゾートウエディング花嫁に人気のブーケとは」でゼクシィライターの滝さんが教えてくださいました。
そんな大人気のリゾートウエディングに欠かせないリゾートブーケ。
クラシカルなドレスをセレクトしても、ブーケとブートニアの花材を南国の花にするだけで、リゾートを演出することができますが、
日本とは違う日差しの強いロケーション撮影、特にビーチ撮影では淡い色は白飛びする為、ちょっと派手に感じるくらい鮮やかな原色に近い色合いがオススメ。
ですが原色の多い南国の花材たちは、ちょっとした違いで安っぽく見えてしまいます。
しかも、一生に一度の記念すべきセレモニー。失敗はできません。
私の拙いiPhone画像でさえもお分かりいただけたと思いますが、リゾートブーケのオーダーが入ったら、迷わずascaさんの花材を選んでください。
色、質感、どこを取っても間違いありません。
A39666デニムミックスブーケ 2,980yen
皆さんが大好きなカゴバッグやガマスリッパレッスンですが、ベースのバッグやスリッパがシンプルな分、先生がセレクトする花材のセンスに全てがかかっています。
その中でも絶対に外せないのがデニムシリーズ。
ファッションでもそうですが、デニムはどんなトレンドにも馴染みやすく、形を変えながら主役にもわき役にもなれる便利な存在です。
こちらは服飾花コースでお作りいただくカメリア。
3種類の中から生地を2つお選びいただけますが、やはりデニムはとても人気です。
当然、カゴバッグやガマスリッパにもデニムはよく似合いますので、オシャレな先生がセレクトしているのをよく見かけます。
花材で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
単品でも販売されていますが、このブーケタイプはバラしても使えるのでオススメです。
10センチ幅の豪華なリボンはインド製。
作りが丁寧で、他にはないデザインなので、カゴバッグにもオススメですが、クリスマスアレンジやスワッグに入れるとそれだけで雰囲気が出る優秀アイテム。
ただ在庫数少な目ですので、気になる方は早めに抑えてください!
A31451ダリアピック 300yen
2時間さまよい続けた私が最後に「ところでこの中で一番売れている花はどれですか?」とお伺いした答えが、このダリアピックでした。
この日もかなり売れてしまっていて、寂しそうな画像で申し訳ありません・・。
カラーは全部で25色もありますが、ホワイトが一番人気だそうです。
ちょっと拍子抜けしてしまったのですが、考えてみたら、このピックは主役にもなれますが、この価格なら脇役としてもふんだんに使えますよね。
コスパ最強花材がascaさんの一番人気でした。
A33164ポンポンマムバンチ 760yen
そしてこのポンポンマムバンチが2番人気商品です。
6本束でこの価格はやっぱりお得ですよね。人気カラーはレッドです。確かに使いやすそう。
人気商品なだけに、ブライダルシーズンなどは欠品になることもありますので、見つけたらストック用に購入しておいても良い商品ではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
askaさんの定番から新作までのイチオシ商品をご紹介させていただきました。
私のiPhone画像では伝わりづらいので、ぜひこちらのWEBカタログと合わせてご覧ください。
asca Catalog no.243 SEASONS Floral Paradigm 2019-2020
FEJライセンススクール会員の皆様は、今日ご紹介した商品を含めたascaさんの全商品を今後east side tokyoさんで購入することができます。
今月中にメルマガで登録方法をご案内いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。
販売コースのアンティークボックス新デザインで使用するボックスもeast side tokyoさんの商品ですので、販売コースを開講されているスクールの先生は、恐れ入りますが必ずご登録いただきますようお願いいたします。
年々進化するアーティフィシャルフラワー。
ascaさんに限らず、これからのアーティフィシャルフラワー業界に益々期待が高まります。
最近は海外の方向けのディスプレーを意識した、日本らしい花材も注目されていることもあり、質の高いアートが続々と発売されています。
皆さんもぜひご自身の作品に取り入れてみてください^^
フラワーエデュケーション岡村