こんにちは。FEJ茨城のオフィシャルスクール「フラワーサロン花笑み」の豊岡です。
今回は花笑みでレッスンしている、人気のアレンジレシピのご紹介です!
器に短く挿すデザインでマンネリ化しているレッスンに、取り入れていただける新鮮なアレンジです。
生花コースでレッスンしている人気アレンジなのですが、今回は花材をアーティフィシャルフラワーに変えて、長く楽しんでいただけるようにデザインしました。
今回ご紹介するのは、「ハイホールド」という、お花を高いところで結んでとめるアレンジです。
茎の長さを生かした高さのあるデザインなので、少ない花材でも、空間を大きく豪華に飾ることができます。
さらに四方見なので、テーブルの中心に置いて360度楽しんでいただけます。
「ハイホールド」にもラウンド型や、ブドウの房状のものなど、いろいろな形があるのですが、今回はお花をシャワーのように華やかにデザインした「ハイホールド」を制作していきましょう。
<アートフラワー>※すべて東京堂
①リキュウソウ
②ラフィア・・・・・・・・・・・・50cm
③細葉ユーカリ
④アリスハイドレンジア(アジサイ)
⑤ジュリアライラック
⑥プライマルツインカサブランカ
⑦プリマデイリリー
<プリザーブドフラワー>
⑧ベアグラス・・・・・・・・・・6本
<道具類>
ボンド、フラワーテープ、ニッパー、フィールドモスピック、花器、ドライフォーム、グリンワイヤー(#20、22、#24)、定規
①ドライフォームを器と同じ高さか1cm低くセットし、ボンドでしっかり固定します。
※ドライフォームが動かないようにしっかりセットしましょう。
①花材を写真のように、茎がついているものと茎がついてないものになるように、それぞれカットしておきます。
②リキュウソウは50cm前後にカットします。
③茎を短くカットしたものをワイヤリングし、茎を長くします。
グリンワイヤーの先を2〜3cmフックのように曲げ、長い方のワイヤーを茎に巻きつけます。
④ワイヤーの太さは、花材の重さに合わせて選んでください。
写真のように、ワイヤーの下側で持って軽く振ったときに、ぐにゃりと曲がらない程度の太さのものを使用します。
⑤茎を短くカットした花材を、すべてワイヤリングしました。
④さらにすべてテーピングします。
⑤すべての花材を(ワイヤリングしたものも含めて)トップから35cmにカットします。
リキュウソウのみ、60cm前後にカットしてください。
①茎にボンドをたっぷりつけて挿していきます。
はじめに、プリマデイリリーを器の真ん中に挿します。
茎はドライフォームに4cm位深く挿すと倒れにくいです。
②カサブランカ2輪をリリーを挟むように左右に挿します。
③ライラック3本を、上から見て3方向になるように挿します。
すべての茎は、器の中心エリアに集中するように挿していきます。
挿す時にお花が広がりやすいですが、最後に上部をラフィアで結びますので、この時点ではあまり気にせず、どんどん挿していきましょう。
④ユーカリを、ライラックの間に挿します。
さらにリキュウソウを、長めに挿します。
⑤フォームの上から15cm部分を、いったんワイヤーで止めます。
⑥まとめた茎のまわりに沿わせるように、ベアグラス6本を均等になるように挿します。
⑦ワイヤーの茎を隠すように、20cm位にカットしたアーティフィシャルの茎をまわりに数本挿します。
⑧ ⑤でまとめたワイヤーを隠すように、ラフィアを巻きつけて結びまとめます。
⑨#24グリンワイヤーをUピンにしたものでモスピックをとめて、フォームを隠します。
⑩ライラック、ユーカリ、リキュウソウは、外側に向けて自然なカーブをつけて流れをつけましょう。
仕上げにベアグラスを写真のように膨らませて完成です!
茎の長さを生かした高さのあるデザイン、いかがでしたか?
今回はワイヤリング作業がありましたが、生花で作ると、とても手早くできるアレンジですので、ぜひまた花材を変えてチャレンジしてみてくださいね。
お教室名
・「フラワーサロン花笑み」
・豊岡 永美
・ブログ https://ameblo.jp/fourseasons-flower/
・ホームページ http://www.hanaemi-design.com/