FEJライセンススクール会員の皆様へお届けしている無料メルマガ「プロフェッショナルの部屋」。旬の情報から講師として必要な知識まで、花や手工芸に関する情報をお届けし、花活動のヒントにしていただいています。
フラワーエデュケーションジャパンの岡村です。
お盆休みに入っている方も多いかと思いますが、今年は例年通りの夏休みというわけにはいかないですよね。
私は少しでも自宅で楽しめることを増やそうと、庭を手入れする為にガーデナーさんに連絡をしたところ、2か月待ちだと言われてしまいました・・・。皆さん考えることは同じようです(笑)
そんな私は、ほぼ毎日zoomでFEJの皆様とお会いしています。コロナ禍以前よりも皆さんと距離が縮まった気がしているので、悪い事ばかりではないなと感じています。
そろそろzoom花レッスンセミナーの第二弾の募集をスタートしようと思っておりますので、前回お申込みが間に合わなかった皆様もぜひご参加ください^^
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さて、今日はそのzoomで打ち明けられたある先生のお悩みを皆さんと共有したいと思います。
皆さんは生徒さまから転校について相談されたことってありますか?
実はFEJ本部には年に数回、転校についてのご相談が寄せられます。
それは転校されてしまう先生からの時もあれば、転校したがっている生徒様の時もあります。また転校先のお教室の先生から複雑な心境を打ち明けられることもあります。
複雑に絡み合う思いは、時にトラブルに発展してしまうこともあります。
今日はそうならない為にはどうすればいいのか。その解決方法についてお話しします。
長くお教室をやっている先生、これから頑張りたい先生はぜひご覧ください。
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『岡村先生!生徒さんが浮気したいみたいです(涙)【生徒様が転校したいと言ってきた時の対処法】』
その1)別れの予感―生徒様の気持ち―
その2)別れの予感―先生の気持ち―
その3)転校トラブルA
その4)転校トラブルB
その5)生徒様に転校を相談された時の対処法
こちらはダイジェスト版になりますが、どうぞご覧下さいませ!
本部に寄せられる「転校」についてのご相談のうち、8割は生徒様からです。
「販売コースは百貨店で活躍している〇〇先生のところに通いたい」
「ブーケコースはインスタでいつも素敵な写真をアップしている〇〇先生に学びたい」
生徒様の中には、今習っている先生に対して申し訳ない気持ちを持っている方が大半です。
でも今後花を本格的に頑張って視野を広げたいという気持ちもあり、どうしていいかわからず本部にご相談くださいます。
決して今通っているお教室に不満があるわけではないのですが、SNSで他のお教室の情報が気軽に覗ける時代になったことで、生徒様の選択肢が広がったのは間違いありません。
「高額なコースレッスンを自分が習いたいお教室に通っちゃいけないなんて変ですよね?」
これが生徒様のお気持ちです。第三者が聞けば「仰る通り」と即答するでしょう。
ですが、私は先生方のご苦労もよく知っていますので、この手のご相談をいただくと、いつもお返事に悩んでしまいます。
ただもちろん、生徒様の希望を叶えないわけにもいかず、いつも間に入ってオロオロしています。
「花のことを何も知らなかった生徒様を資格取得コースからレッスンしてきたのは私です。テキストやレッスン以外のサポートもたくさんしてきました。それなのに次のコースで気軽に転校されるなんて本当にショックです。」
以前ある先生からこのように相談を受けたことがあります。
たくさんの生徒様を抱えている大人気スクールで、生徒様からの人望も厚く、リピート率もかなり高かったお教室だっただけに、ショックも大きかったのだと思います。
この先生の仰る通り、人気教室では、仕入れのコツや、これまで培ってきた先生独自のノウハウなどを、ご自身の生徒様にだけこっそり教えている方も多く、中にはプライベートな人生相談などを受けている先生もいらっしゃいます。
FEJは同じテキストでレッスンするからこそ、それ以外のサービスで他教室と差別化を図り、ご自身の生徒様をより大切に育てたいと思っている先生ばかりですよね。
それなのに・・・という先生のお気持ちもとてもよくわかります。
転校を浮気と例えた先生もいらっしゃったのですが(タイトルでも使わせていただきましたが)、まさに手塩にかけた大切な生徒様を奪われる気持ちなんですよね。
ですが、この転校の対処法を間違ってしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。
次に具体的なトラブル例をご紹介します。
・・・続きは本編をご覧ください。