まもなくハロウィン。毎年大人のコスプレで盛り上がる渋谷も今年は歩行者天国を検討しているとニュースが出ていましたね。
小さなお子さんがいるご家庭では、そろそろパーティの準備を始めたり、仮装の衣装を手配したりと忙しくも楽しい頃でしょうか?
花の世界もハロウィンはそこそこ盛り上がるので、これまでハロウィンにまつわるレシピや歴史などをたくさん記事にしてきました。そこで今日は、これまでのハロウィンを楽しむ過去の記事をまとめてみました!
・準備の時にお子さんに話したいハロウィン豆知識
・準備に役立つかわいいピックの作り方
等々。コスプレをただするだけでなく、実は収穫際からスタートしているんだよ、ということを話しながらお子様と準備したらハロウィンがもっと楽しくて興味深いものになるような気がします。良かったら参考にしてみてくださいね。
1.どうしてオレンジ黒?ハロウィンカラーの意味
ハロウィンと言えばオレンジと黒が定番です。これってなぜ?
ハロウィン向けアイテム、 殆どの色が「オレンジ」と「黒」の2色展開。この2色がいわゆる「ハロウィンカラー」の王道ですが、それぞれ、ちゃんとした理由があるのです。
・「オレンジ」は収穫
・「黒」は冬の夜や死
このふたつを、それぞれイメージしているのです
ハロウィンを境に、季節は秋から冬へとうつりゆきます。
秋の実りを収穫し終え、豊穣を感謝する祭りがおこなわれる10月。そしてハロウィンは死者の霊が戻ってくる日(日本ではお彼岸にあたる日)。
秋の収穫を祝い、死者の霊を鎮める両方の意味を持つのがハロウィンです。
その両方のテーマカラーである「オレンジ(豊穣)」「死の象徴(黒)」が、ハロウィンのイメージカラーになったというわけですね。
2.なぜカボチャが大活躍?
同じくハロウィンと言えばカボチャ抜きには語れません。でもこのカボチャ、いつからどんな理由で飾られるようになったのでしょうか。
玄関に飾るジャックランタンには、善霊を引き寄せ、悪霊達を遠ざける効果があるといわれています。ハロウィンの歴史をさらにひも解いていくと、紀元前5世紀のアイルランドにまでさかのぼります。
当時アイルランドに住んでいたケルト族は、10月31日で1年が終わるという暦を使用し、元旦の11月1日には生から死への移り変わりを意味する “Samhain”(ソーエン)というフェスティバルを行っていました。
それが進化してハロウィンになったとされています
カボチャのランタンには、善霊を引き寄せ、悪霊を遠ざける意味があります。しかも、昔はカボチャではなくて手に入りやすい「カブ」を使っていたそうです。
今となってはカブのランタンなんてピンと来ませんが^^
3.秋の実物でハロウィンを盛り上げよう
悪霊を防ぐジャックオーランタン。大きなカボチャを手に入れて飾ればハロウィンも盛り上がりますが、それ以外にも、ハロウィンを盛り上げるのに便利でかわいい実物があるのでご紹介します。
フォックスフェイスもおもちゃカボチャも小ぶりなので、フラワーアレンジメントの素材として使いやすいのがいいですね^^
長持ちするので、ざっくりとバスケットに盛って秋色の花やリーフを添えれば、さりげなく秋やハロウィンの演出ができますよ
こちらがフォックスフェイス。
キツネの顔みたいな実で、秋に出回ります。オレンジ、イエローなどの色があり、とても鮮やかなのでぱっと目に留まります。子供たちに、目や鼻つけてもらっても顔にしたら、楽しいかもしれません。
こちらは小さなカボチャたち。
様々な色や模様があり、100~500円くらいで出回ります。
籠にざっくり飾ってさりげないハロウィンの演出をしたり、枝に挿したり、ヒモを通したりしてディスプレイに使っても楽しめる秋の実物たち。
お花屋さんやホームセンターの園芸コーナーで手にはいります。買う時には、お子さん達にお気に入りを選んでもらうと盛り上がりそうですね。ぜひ使ってみてくださいね。
4.100均のグッズでハロウィンを盛り上げる
パーティで大活躍するのが100均アイテム。最近では、仮装グッズだけでなく、パーティに必要な、ありとあらゆるものが100均で手に入りますよね。
そんな100均グッズと、捨てるだけのプリザーブドリーフの「茎」を活用してワンコインアレンジをつくりましょう。
住宅展示場のハロウィンイベントのご依頼をいただき、100個ほどキットを用意させて頂きました。
展示会場にいらっしゃる方への無料の体験レッスンということで、あまり予算は多く設定されていませんでした。そんな時に重宝するのが100円ショップです。
かわいいカボチャバケツは4つ入りで100円!アレンジに使った可愛らしい茶色のカゴも、もちろん100円です。
カゴとカボチャは100均アイテム。オアシスやドライ用のフォームも100均で手にはいりますね。ここに、リボンやプリザーブドリーフの茎やアジサイなどを入れるととても豪華に。
プリザーブドが無くても大丈夫です。拾ってきた松ぼっくり、枝、枯葉などを挿しちゃいましょう。
パーティの日のお楽しみイベントにしても良いかもしれません。やりくりをすれば、ワンコインでもステキなアレンジが作れそうですよ。
おわりに
最近では、商店街や自治会がテントをあちこちにテント出して、仮装の子供にお菓子を配っているのを見かけます。
パレードは年々規模が大きくなっているようですし、参加型のイベントとしてクリスマスとはまた違う楽しさを味わえるのがハロウィンの良さですね。
お子様とハロウィンを準備される時は、ぜひ収穫祭のこと、ジャックオーランタンのこと、色の意味を伝えながら準備の段階からハロウィンを楽しんでいただきないなあと思います。
ステキなハロウィンをお迎えくださいね。