シリーズでお届けしているコサージュレシピ。
前編では、プリザーブドフラワーの大輪を1輪使ったコサージュの作り方とコツやポイントについて、後編では、アーティフィシャルフラワーを使って、前編同様、ぺたんと貼るだけで作れる簡単なコサージュの作り方をご紹介いたしました。
<卒業式や入学式に大活躍!コサージュの作り方(前編)プリザーブドフラワー編
<PTAやバザーにいかがですか? コサージュの作り方(後編)アーティフィシャルフラワー編
今回は、本格的なピンを付けて作るプリザーブドフラワーのコサージュの作り方をご紹介いたします。
高級ブランドの本格的なコサージュはこの方法で作られていますから、ぜひ覚えておいていただければと思います!
材料のご紹介です。
各種素材をワイヤリング&テーピングしていきます。
以上で全ての材料のワイヤリング&テーピングが出来上がりました。
※インソーションについて詳しくおしりになりたい方はこちらをご覧下さい
<乾燥する時期のらくらく♪インソーション
※ワイヤリング全般について詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください
<プリザーブドフラワーアレンジ必須のテクニック①ワイヤーの種類と使い方
まずはローズで骨格を作っていきましょう。
メディアナローズの花首を少しだけ前に傾けます
・根元の部分にきゅっと蝶リボンを結びます
コサージュ作りをされる上で気を付けていただきたいことがありますので、お伝えしておきますね。
●コサージュが重くて垂れそうな時は、布を多めにすくってピン留めする。それでもダメな時は下記参照。
●薄いジョーゼットのような洋服にコサージュを付ける時は「布」を一枚かませると洋服を傷めにくく、コサージュもしっかりとつけることが出来ます。
フォーマルで使われることの多い薄い生地だと、重みに耐えられずコサージュが垂れてしまいますし、ピンで穴も空きやすいので注意が必要なのですが、布を1枚添えると随分違ってきます。
実際の写真をご覧下さい。
布をあてていない状態。せっかくのコサージュが下を向いてしまってちょっと残念です。
そんな時は、フエルトなどの厚みのある生地を適当な大きさにカットして、コサージュを付ける部分の裏にあてます。
その上からコサージュを付けると、コサージュが垂れにくく、生地も傷めにくいのでオススメです。
透け感のある生地の場合は、当て布の色が透けて見えるので、同色系を使いましょう。
レッスンやオーダーコサージュをお渡しする時に一言お伝えすると喜ばれると思います。
Living in Tokyo / floral designer
フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。
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