FEJ会員の皆様へお届けしている無料メルマガ「フラワートピックス」。旬の情報から講師として必要な知識まで、花にまつわる様々なトピックスをお届けし、花活動のヒントにしていただいています。
6月も折り返し、7月のフラワーエデュケーションジャパン資格取得試験がいよいよ間近に迫ってまいりましたが、受験される生徒さんをお持ちの先生方は、生徒さんからデザインの仕方や考え方のご質問を、きっと受けていらっしゃるのではないでしょうか。
そんな皆様にうってつけ内容き8つの方法を本日はご紹介させていただきます。
【きぃーーーーっ!アレンジが全く思い浮かばない。そんな時とるべき8つの方法】
アレンジメント初心者の方だけでなく、ベテランの方でもスランプは時々やってくるので、「きいーーーっ!なんで??!!アレンジがまったく思い浮かばばない!納品が迫ってるのに・・!」なんてことがあるものです。
そんな時とるべき8つの方法を、京都府オフィシャルスクール「アルベロロッソ」赤木先生に今月号のフラワートピックスでは教えていただきます^^
こちらではダイジェスト版になり、上記全てのトピックスはご紹介出来ないのですが、一部をご覧下さい!
会員の皆様は、ぜひ本編をご覧下さいね!
こんにちは。京都市内でオフィシャルスクールを主宰しているアルベロロッソの赤木と申します。
私の教室は以前フラワニュースでご紹介いただいたように自宅併設のアトリエ兼ショップという形で運営させていただいています。このような形は珍しくご興味も持っていただくようで遠方からもたくさんの方に通っていただいています。
ショップですからレッスン中でもお客様がいらっしゃってオーダーをいただくことも。
そのやり取りなども実際に生徒様が聞いてられるということがあって、「先生はどのようにしてデザインなど考えられるのですか?」という質問を良くいただきます。
ご注文主様に実際にお会いしてオーダーを受ける時は、やりとりする中でどういったものをイメージされているかインスピレーションを受けるので、実はあまり苦労はしません。
しかし、新しいレッスンアレンジのデザインを立て続けに考えたり、商品として販売するアレンジメントを考案する時には、やはり苦労がつきものです。
それでも、納期やレッスン日が迫って来たらどうにかこうにか期限内にデザインを考えるわけですが、そこには長年お花と携わる中で習得してきたポイントがあります。
そこで、今月はデザイン作りで困っている方に私なりのアドバイスを、そして来月はちょっぴり怖い著作権についてお話しいたします。
少しでも初心者の先生方のお役に立てば幸いです。
~テーマを決めてからデザインに入ることが大切~
テーマを決めることからデザインを考えていく方法です。どのような方法なのか、ご説明しますね。
ある年のFEJフルリール母の日催事でオリジナルアレンジを考えなければいけなかった時のことです。
母の日と言えば、ピンクや赤がかわいらしいデザインがまず頭に浮かぶかと思います。
ですが私は『そうだ〝京都っぽく和な母の日アレンジ“』ってどうだろう、と思いつきました。
というのも、よくお客様からも「うちは和室しかないから」「玄関は和風なアレンジを飾りたい」などのお声を時々聞いていたからです。
若い方にも和モダンは人気ですし、他のアレンジのスパイスにもなるしという訳で、あえて和テイストをテーマにし、そこからデザインを考え、アレンジメントを作成いたしました。
テーマは、必ずしも自分で考えなくてはいけないわけではありません。
良いテーマが思いつかなければ、『コンテストのテーマ』を参考にしてみるというのも手です(FEJプリザーブドフラワー試験にもテーマがありますね^^)。
愛・平和・永遠・未来などコンテストのテーマには良いものがありますので、そうしたものを参考にされるといいですね。
いただいたテーマというもので、ちょっと珍しいものでは以前お客さまから「マイケルジャクソン」なんていうのもありました(笑)
このときはフレームタイプでマイケルのハットをお花で表現してみました。テーマが決まればそこからイメージが膨らみ、どんどんデザインが決まっていきます。
テーマに沿って自分らしい表現方法でデザインを作りだしてください。
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アイデアの出し方のヒントを、赤木先生が体験を交えながら、この後のトピックスでも教えて下さいます。
そして今回のトピックスでは、赤木先生デザインのステキな画像をたっぷりとご覧いただけます。
本編ではそれぞれ大きな画像でご覧いただけますよ!
フルリールのトップデザイナーとして活躍している赤木先生のアレンジメントデザインを、本編でどうぞお楽しみ下さいね!
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誰でも初心者の頃は、デザインを自由自在に考えるのは難しいものです。それでも、赤木先生が教えて下さったような方法に、自分の感性を足しながらコツコツとデザインしていくと、いつの間にか、自分らしいデザインにたどり着けるはずです。皆様、一緒に頑張りましょう!