ヨーロッパのウェディングでは、木のスプーンを花嫁に贈る習慣があるそうです。
スプーンを新居のキッチンに飾っておくと「料理上手になり幸せな生活が約束される。」という言い伝えがあるからだそうです。
ご結婚されるお二人にはもちろんのこと、列席された皆様へ“幸せのお裾分け”として、新郎新婦から贈られることもあるそうですよ。
今回は、お花のスプーンをご紹介させていただきます。
作り方は簡単!初めての方でも可愛らしく出来上がります。
今回使用するスプーンは、全長約16cm。
パーツは、全て小花で用意します。
1番大きいメインローズでも直径約3cm。
紫陽花・リーフ・実物なども小分けにして用意しておきます。
※使用するスプーンの大きさにより、パーツのサイズは変更してご用意ください。
花やお好みのリボンをグルー又は接着剤で貼り付けます。(今回はグルーを使用)
花の茎は短くカットして貼り付けます。(茎を見せるように付けても可愛いです。)
接着部分をリボンで隠すように貼り付けると仕上がりが綺麗になります。
パーツの貼り付けが終了しました。
置き型のアレンジでしたら、これで完成となります。
吊り下げタイプの場合は、以下④・⑤もご参考ください。
木製スプーンなのでキリや電動ドリルで開けられます(今回は電動ドリルを使用)。
※怪我にご注意ください。
吊り下げタイプの完成です。
木製スプーンは、デザインもカラーもお値段も様々な種類があります。
ちなみに写真のスプーンは、100均で購入しました。
用途に合わせて、お好みのスプーンを見つけて作ってみてくださいね。
スプーンは豊穣の証と言われています。
新郎新婦が、お互いにケーキを食べあうファーストバイトも「一生食べるものに困らせない」、「一生美味しいものを作ってあげる」という意味が込められているそうです。
そう言えば、出産のお祝いにも銀のスプーンを贈る習慣がありますね。
スプーンは、沢山の幸せな意味が込められているラッキーアイテム。
贈り物はもちろん、June brideに“幸せのスプーン”を使った、レッスンやワークショップを開催しても楽しめそうですよ。
是非、ご参考くださいませ。
アトリエMikure(ミクレ)中川美也