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花や色を扱う仕事に必要なコト〜 ベースカラーと色覚 〜あなたはきちんと色が見分けられますか?

2019.06.21
投稿者:ayumi

色を扱う仕事はたくさんありますね。

フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワー、アートフラワーなど、花を仕事とする上でも色選びは欠かせません。

フラワーデザインのほぼ80%が、色合わせで決まると言われています!

いくらデザインが良くても、色の組み合せが悪いと台無し~

色合わせに自信がないと、なかなか冒険ができずマンネリ化してしまったり・・・

意外と見落としがちな点なのですが、お花の世界では、カラーの知識は必須なのかもしれません。

センスの良い素敵な色合わせは、なんとなく決まるのではなく、そこには必ず!きちんとした理論があります。

グラデーションで無難に合わせるのもいいですが、本日は「大胆な反対色にも挑戦してみたい!」という方必見です!

難しい反対色同士でも、しっくりくるアレンジにするための秘訣をお伝えいたします。

 

反対色とベースカラーの知識

まず“反対色”とは、色相環にある色の反対側にあるの色を指します。

例えば・・・

赤色の反対色・・・・・・・緑系〜紺系色

オレンジ色の反対色・・・・青緑系〜紫色

紫色の反対色・・・・・・・オレンジ〜青緑系色

になります。

一見大胆な組み合わせですが、上手に合わせると、それぞれの色の鮮やかさが増して見え、生き生きとしたアレンジになります。

その際に知っておくと良いのが“ベースカラー”

最近メイクでもよく耳にするようになった、“ブルーベース”と“イエローベース”

すべての色は、必ず黄みよりか青みよりか、どちらかに属していると言われています。

例えば、赤と一口に言っても、青みよりの赤と黄みよりの赤があります。

そして黄色にも、青みよりの黄色、黄みよりの黄色があります。

 

わかりやすく、プリザローズでベースカラーを分けるとこんな感じに・・・

<ブルーベース>

<イエローベース>

大胆な色合わせに挑戦したいときは、まずアレンジに使用する花材のべ−スカラーを、すべて揃えるとごちゃごちゃせず、しっくりくる色合わせが作りやすいです

 

例えばこんな感じに・・・

<ブルーベースの例>

<イエローベースの例>

上記のようにどちらかの色の彩度(鮮やかさ)や明度(明るさ)を変えてあげるのも、しっくりくるアレンジのポイントです。

 

ベースカラーを意識したアレンジ例

<ブルーベース>

赤×緑の組み合わせ

 

<イエローベース>

オレンジ×紫の組み合わせ

“ブルーベース”と“イエローベース”、色の違いがわかりましたか?

色を自由に使いこなし、いろんな色合わせができることで、デザインの幅もグンと広がります

色合わせで迷われたときは、ぜひ参考にされてみてください。

 

色を見分けるテストにチャレンジしてみよう

色の違い、といえば・・・

微妙な色の違い見分けて、カラーコーディネートする上で、まずきちんと色が見分けられるかどうかも、とても大切になってきます。

視力とは別に、色の見え方も20代をピークに変化していくそうですが、頻繁に色を扱うことに携わっている人は、一般に衰えにくいと言われています。

「はて、自分は大丈夫かな~?」

と思っていた矢先、こんなテストを発見しました。

 

カラーサイエンスおよびテクノロジー分野の世界的企業の「エックスライト」が提供している、色覚のオンラインテストです。

↓  ↓

https://xritephoto.com/cool-tools

英文のサイトですが、やり方はとっても簡単!

右端と左端にある色、それぞれに近い順に、ドラッグ&ドロップで色のマスを並び替えていくだけです

最後に一番下の「score test」のボタンをクリックすると、すぐに評価点がわかります。

評価点が低いほど評価が高いので例えば、0点だとパーフェクトになります。

評価点は棒グラフでも表示され、グラフがのびている部分が色覚的に弱い色です。

こちらも是非一度チャレンジしてみてください!

 

フラワーサロン花笑み

豊岡永美

ブログ https://ameblo.jp/fourseasons-flower/

HP http://www.hanaemi-design.com/index.html

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@fujie_okamura
@fujie_okamura

Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。