こんにちは。東京試験校ルイールを主宰しております松川です。
プリザーブドフラワーは毎年新色が発表されたり、このお花もプリザーブドに!?と思うような新商品が発表されたり、一昔前に比べると随分とアレンジの幅が広がるようになりましたね。
また年々アーティフィシャルフラワーも上質になり、プリザーブドフラワーと違和感なく合わせられる楽しみもあるのかなと思います。
本日は色も豊富に登場している、「ジニア」のプリザーブドフラワーのご使用方法をお伝えさせていただきたいと思います。
一番色が豊富なのはどうしてもローズですので、プリザーブドフラワー教室をしていると一番多く登場する花材かと思うのですが、毎月や定期的に通って下さっている生徒様の中には、他の花材も使ってみたい、いつもと違う雰囲気で作ってみたいとお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
まずはジニアのワイヤリング方法です。
①24番裸ワイヤーを茎の下から差し込む
24番裸ワイヤーを茎の下から差し込みます。
この時、ワイヤーの先にボンドをつけておくとより安心です。
グルーをつけても大丈夫です。
②フローラルテープを巻く
次にワイヤーが抜けてしまわないようにフローラルテープで巻いておきます。
このように、下までは巻かず茎が隠れるくらいまでで大丈夫です。
また、もしツイスティングの方が慣れている、という方がいらっしゃればこの方法でも大丈夫です。
ただジニアは花びらが繊細でゆったりツイスティングができるほど茎が長くありませんので、お花部分に力が入らないよう注意が必要です。
①無理はせず、画像のようなワイヤリングでOK
②茎の部分にグルーを少量付けてフローラルテープを巻く
このままですと抜けてしまうことがありますので、茎のところにグルーを少量つけ、グルーが熱いうちにフローラルテープで巻いておきましょう。
グルーの熱でよりフローラルテープが取れにくくなります。
ジニアはガーベラと形が似ていますので、インソーションがいいなか?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、ガーベラより、小さく繊細ですので、表面からワイヤーを見えないようにするため、このどちらかの方法がお勧めです。
ローズやアーティフィシャルグリーンと合わせると、このような仕上がりです。
またジニアは横から見るとこのように奥行のないお花ですので、フレームアレンジにも適しています。
こちらのタイプのフレームは実は両面それぞれ、2センチ弱しか奥行がないのです。(フレーム 東京堂品番CC 680820 使用)
高さのあるお花はかなりカットして使わないといけないのですが、ジニアは茎をカットしてグルーでつけるだけで、簡単に華やかさをプラスすることができます。
以上ジニアのご使用方法のご紹介でした。
単色だけではなく、グラデーションタイプのお色も登場し、色選びから生徒様にお楽しみいただくことができるかと思います。
また生花の場合、開花時期が長いという特徴があり、この時期にジニア?とならずレッスンに取り入れていただきやすいかなと思います。
気になっていたけどまだ使ってなかったな、という方は可愛いお花ですので是非オリジナルレッスンなどに取り入れてみてください。
お読みいただきありがとうございました。
東京昭島市オフィシャルスクール、ルイール 松川光子