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お花の先生へ伝えたい♪無駄のない花材仕入れのコツ《その2》

2023.03.03
投稿者:nakano

皆様 こんにちは。

奈良県宇陀市 フラワーサロン「HANARA-ハナラー」の中野です。

花活動を続けていく上で欠かせない仕入れの作業。前回は発注作業中に気を付けたいポイントについてお伝えしました。
今回は在庫整理の重要性と仕入れ先のポイントについてお伝えします。

このポイントを押さえておけば、

・在庫があったのに余計に買ってしまった。
・欲しい花材が無い!
・仕入れたものがイメージを違って使えなかった…(泣)
・最近のトレンドが分からない…

といった悩みを解決することが出来ます。

今後のお花活動の参考にして頂ければ幸いです。それではご覧くださいませ。

【④在庫を整理する】

カタログ発注では「ついで」だからと余計に注文したり、お店ではお花に囲まれてウキウキすると「あれもこれも欲しい」、となりがちです。
買ってしまってから、家に帰ったら同じものが在庫のケースに埋もれていたという失敗をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

こういった失敗を防ぐには、在庫の整理をすることで解消出来ます。

レッスンや制作を続けるうちにどんどん増えていく花材。収納スペースにギューギューに詰め込んでいたりしませんか?あの花材があるはずだけど、見つからない…、花材を購入してから似たようなものが出てきた…、など事前に在庫の整理・把握が出来ていれば無かったミスです。

定期的にすべての花材を収納から引っ張り出し、整理整頓してみましょう

古くなって型崩れ・色褪せした花材は思い切って処分しましょう。少量余った花材もまだ使えるものは1つにまとめてしまっておきます。
大量に余っている花材があれば、それを使ったワークショップを企画するのも良いですね♪

在庫を整理することで何があって何が足りないのか、きちんと把握することができ無駄な買い物を防ぐことが出来ます。
余った花材で何が作れるのか、考える時間もまたワクワクしたものになりますよ♪

 

【⑤仕入れ先を複数もっておく】

カタログと睨めっこしながら新しいデザインを考えたのに、欲しかった商品が売り切れている…。これが無かったらレッスン出来ない、時間が迫っているのにどうしよう…。
こんな場面に遭遇した先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。
商品の欠品、本当に困りますよね。時期によって手に入りにくかったり、気に入って使っていた花材がいつの間にか廃盤になっていたり。
 
 
FEJ会員になると、東京堂や横浜ディスプレイミュージアムのなど数社との取引が出来るようになりますが、皆さんもお気に入りの花材店があって普段は決まったお店を利用している方が多いのではないでしょうか。
しかし花材の仕入れで大切なのは仕入れ先を複数持っておくこと。発注先が一か所だと、そこで無ければ万事休すとなってしまうからです。
 
普段利用している花材店で欠品でも、他の花材店では在庫がある可能性が十分あります
私自身もメインに利用している花材店では欠品でも、他をあたったら在庫が見つかったことが何度もあります。
 
仕入れ先を複数持つことが安定して仕入れするためには非常に重要なポイントとなります。
 
 

【⑥実店舗に足を運ぶ】

お住いの地域に実店舗で花材問屋さんがあれば、一度来店される事をおすすめします!

個人でも実績があれば業務取引に応じてくれる場合がありますので、遠慮せずまずは問い合わせてみましょう。

実物をみて購入出来るのはかなり大きいメリットです。前回もお話しましたが、カタログの発注ではサイズ、カラーがイメージと違った…、というミスが結構発生します。ご経験のある方も多いのではないでしょうか。

それを防ぐにはやはり実際に問屋さんへ足を運ぶ事が重要。お住いの地域によっては頻繁に来店することが難しい場合もありますが、一年に一回でも実店舗に行かれる事をおすすめします。
実店舗に足を運ぶメリットはたくさんあります。

・実物を手に取って購入できるので、失敗がない
・店内ディスプレイされたたくさんの作品例を目に出来るので、デザインの参考になる
・目玉商品として陳列された商品でトレンドを知ることが出来る
・店員さんから商品の使い方などレクチャーしてもらえる
・生徒さんをお連れすると大変喜ばれる

さらに、花材問屋さん主催の展示会に足を運ぶのもおすすめです。最新の花材やトレンドを知ることが出来ると同時に、展示会によってはその場で発注することも出来ます。

普段はネットやFAX注文が中心の方でも、実店舗に来店するメリットはとても大きいです。是非いきつけの1店舗を見つけてください。

 

 

【まとめ】

いかがだったでしょうか?

仕入れのコツについて2回に亘ってお伝えしました♪
仕入れのご苦労については色んな先生からお悩みを伺うことも多いです。お花仲間からの情報提供も欠かせないポイントです。
常に仕入れに関してもアンテナを張っておくと、急なオーダーやレッスンにも対応しやすくなりますね。

皆さんの花活動の参考になりますように。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

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奈良県宇陀市のフラワーサロン
「花と暮らそう」

HANARA -ハナラ-

FEJ認定講師 植物雑貨クリエイター 中野真弓

 

 

HP:https://hanara-flower.amebaownd.com/

Instagram:https://www.instagram.com/hanara.flowe

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