みなさんこんにちは。
徳島にてオフィシャルスクールシャンリーブルを主宰しております萱谷です。
まだまだ根強い人気のアンティークやシャビーシックのアレンジたち。
最近ではアーティフィシャルフラワーにもドライフラワー風やニュアンスカラーのお花色がたくさんあり、デザインの幅もさらに広がってきましたよね。
お花の種類も多い中、アジサイは形といい花の持つ雰囲気といい、アンティークなアレンジにも使いやすい資材ですよね。
ただ人気であるがゆえに、アンティークカラーアジサイの欠品等で悩まれる先生方もいらっしゃるのではありませんか?
そこで今日は、時として使い勝手の悪~いお色目のアーティフィシャルアジサイを素敵なアンティークカラーに変身させるテクニックのご紹介です。
まず、ご用意いただくものは
●変身させたいお色のアーティフィシャルアジサイ
●水性ニス、もしくは水性ステイン
●ビニール手袋
●紙皿
●水
●汚さないための新聞紙等
アジサイは通常はこんな色は好きじゃないけど…というお色のほうがおもしろいかもしれません。
今回はすべて、100円ショップで揃えました。
水性ニスは100円ショップのお店によって同じ色でも色味が変わります。
左2本はセリアさん、右2本はダイソーさん、奥はホームセンターです。
使い勝手の良い色見本として左から、チーク(ダイソー)・メープル(ダイソー)・メープル(セリア)です。
メープルで見比べると色の違いがよくわかりますよね。
このあたりはどれを使ってもアンティーク感が出しやすかったです。
ではさっそく染めていきます。
まず、机等が汚れないように、新聞やセロファン等を引いて養生し、手には手袋をはめてください。
机やお洋服に色がつくと取れにくいのでご注意ください。
紙皿等にお好きな色を出します。
これはチークです。色を薄めたい場合はお水を足してください。
また、セリアのニスは少し粘土が高いようですので、その場合もお水を足してください。
染めたいアジサイを用意し手にアジサイを持ち、もう一歩の手には直接色を手に付けます。
色のついた手でそのままアジサイに揉みこむように色を付けます。
染めるというか、汚すという感じですね。
まだらでも良いし、しっかり色を付けてもOKです。
同じ色でも水の量を変えたり、葉先だけ濃くしたり、薄くしたり、あえてほかの色を混ぜても良い感じに仕上がります。
好みの色に染まったら乾かします。お急ぎの場合はドライヤーを使ってください。
これらのあじさいが・・・
こんな風に変身しました。
しっかり乾いた後は、アレンジやコサージュ等にお使いください。
コサージュにお使いの場合は、念のためお洋服への色移りにお気を付けくださいね。
使う色と濃さによって幾通りものアンティーク感を作り上げることができるのでぜひ、お試しください。
フラワーサロン シャンリーブル
萱谷厚子