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会話が弾む人の4つの特徴・人気講師の必須スキル 「会話に花を咲かせましょう!」教室運営アドバイス⑧マコの部屋よりお届けします

2016.09.01
投稿者:fujie

当協会ではライセンス会員(講師になって教室を開講される方)の方々に、隔週で「マコの部屋」というメルマガを配信しています。

教室を運営していく上で必要だと思われることをピックアップしてお届けしているのですが、時折このマコの部屋を一般公開しており、過去に会員限定で配信した内容をさらに加筆してお届けしています。

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今回お届けするのは、人気講師に必須のスキル「会話に花を咲かせる」についてです。

お花を習いに来てる生徒さんには、お花の技術をしっかりお教えすれば問題ないのでは?そう思いますよね。

いえいえ、ところがそうとばかりは言えないようなのです。それではどうぞ、ご覧下さいませ。

人気講師の必須スキル「会話に花を咲かせましょう!」

 皆様こんにちは。マコの部屋へようこそ。

前回のマコの部屋では「面白い先生が人気者である」というお話をさせていただきましたが、これは単にギャグのセンスが良いということではなく、人気を博すことができる講師は「会話そのものが面白い」ということを意味しています。

フラワースクールに通う生徒様の第一の目的は、もちろん「花の技術を習得したい」ということだと思います。技術の他にも花の知識であったり、花にまつわる様々なお話であったり。

この部分は私が言うまでもなく、皆様の知識や情報を惜しみなくお伝えしていただきたいと思っています。

しかし、仮にレッスン時間が5時間あったとして、その間ずっとお花の話が続いた場合どうでしょうか。「実り」という部分ではかなり充実した時間となりますが、お腹いっぱいになってしまうような気がします。

お花の協会でコラムを書く立場にある私が、こんなことを勧めるのもおかしな話ではありますが、レッスンにおいて、会話に花を咲かせることができる一番の話題は「世間話」だと思います。

この世間話にこそ、会話のセンスが表れ、講師としての奥行きが出てくるのではないでしょうか。

会話は講師として重要なコミュニケーション能力

単に世間話が好きとか嫌いということではなく、レッスン中会話に花が咲き、生徒様が退屈せずに楽しい時間を過ごすことができるかどうか。これは、講師としてのコミュニケーション能力が試される場面でもあります。

話が一方的でもだめ。時代錯誤でもだめ。長すぎてもだめ。唐突でもだめ。かと言って、レッスンの本分でもある製作に集中する時間も大切。

レッスンが始まってからお見送りまで、生徒様が滞在する時間内で、これらをバランス良く提供できるようになると、目指すところの面白い講師になれるのではないでしょうか。

会話が弾む人4つの特徴

では一体、会話が面白い人はどのようなことができる人なのか?

会話が弾み、話に花を咲かせることができる人の特徴を以下にまとめてみました。

その1)話しの腰を折らない人

話の発信源が相手であった場合は、その話を勝手に転換してはいけません。聞き手はその話を上手く広げる側に徹する必要があります。

その後、相手の話が一段楽したら、そこで初めて話題をこちら側に持ってきて良いのです。

相手発信の話の腰を折ってしまっては、雰囲気が気まずくなるばかりです。

その2)相槌上手な人

話を盛り上げるためには、あいづちが有効的です。

「うんうん」「はいはい」といった一辺倒な相槌だけだはなく「それでその後どうなったんですか?」といった、会話の流れを促す相槌も盛り込みましょう。

その3)会話のオチに共感できる人

例えばですが、話の流れで「何と言っても小栗旬が一番ですね~」というオチに対して「小栗旬なんて全然。私は向井おさむ~」となってしまうと、そこで話が終わってしまいます。

「小栗旬ステキでよね~。私は向井理もかっこいいと思いますが、小栗旬も捨てがたいと思います」これがベストな回答と言えます。

話し手と聞き手がタイミングよく交代することで、更に話が膨らみます。小栗旬から向井理へ、上手く話題を転換することができたら、更に大きな花を咲かせることができます。

その4)クレイジーな部分を披露できる人

「東京堂で山のようにリボンを買っちゃったんです」とか「先日夜中にどうしても食べたくなってラーメンを食べちゃったんです」とか。少々のクレイジー話は親近感が湧き、話に花が咲きます。

注意しなければならいのは「少々」ということ。行き過ぎたクレイジー話は引かれてしまうので、加減が必要になってきます。

この他、レッスン中に沈黙が続いてしまう人も注意が必要です。作業に集中する上では沈黙も大切ですが、会話と沈黙の割合で、沈黙時間の方が勝ってしまう方は、生徒様が退屈している可能性があります。ご自身のレッスンを思い浮かべてみましょう。

沈黙が続いた後の対処法

沈黙は長引くほどに「気まずさ」を生むので、何とかして沈黙を破りたいところですが、下手な破り方をすると「再沈黙」という最も気まずいパターンに陥る場合があります。

こうならないためにも、ある程度時間を稼げるベタな質問を幾つか用意しておくと良いでしょう。

また奥の手としては「沈黙ができても気にならない」という堂々とした態度も有効的です。変にソワソワするとその緊張感まで相手に伝わってしまうので注意が必要です。

苦手なタイプの人をなくそう

フラワースクールの講師として、どのようなタイプの方でも、話に花を咲かせることができなくてはなりません。苦手なタイプの方とでも話が盛り上がり、楽しいレッスンができるようになれば、一人前の講師と言えます。

まとめ

このように、話に花を咲かせるためには、生徒様が興味を示す話題を上手く引き出し、その話を膨らませ、そして落とし所を用意する。

私が思うに、フラワースクールに通われる生徒様って、もちろんお花も好きですが、お話好きな方がほとんどだと思います。

オハナとオハナシ。

この2つの関心をバランス良く満たしてあげることができる講師こそ、真に面白いレッスンができる人なのではないかと思います。他愛もない世間話にこそ、講師としてのコミュニケーション能力が試されているのです。

こうなってきたら、いよいよレッツ☆「おしゃべりクッキング」です。先日、現役高校生の生徒様に、真顔で質問されてしまいました。

「マコ先生。上沼恵美子さんて誰ですか?」

マジっすか!? マコの部屋も広い世代の方に愛されるよう、今後はネタのセレクトに注意を払う必要がありそうです。

またお会いしましょう!

マコ

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会話の引出が豊富でおしゃべりが上手な人はそれだけで講師として得をします。だからと言って、口数の少ない方が講師に不向きなわけではありません。

女性はもともと、おしゃべり好きな方が多いのです。

口数が少なくても、常に笑みをたたえた聞き上手な方は、知らず知らずのうちに会話の輪の中心にいますし、おしゃべりをしたい生徒さんの話を、その先生なりに盛り上げていけます。

そんな先生は大抵、「●●先生に話を聞いてもらってすっきりした」「●●先生は私のことを良くわかってくれる」と、好感をもっていただけるものです。

自分がリードして話に花を咲かせてもよし、生徒さんに花を咲かせてもらってもよし。楽しい雰囲気の教室は、活気に満ちあふれているように見えるし私たちもそんな雰囲気を目指していきたいですね。

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Living in Tokyo / floral designer

フラワーエデュケーションという花協会で花の楽しさを伝えています。古くて美しいもの、手作業の心躍る時間が大好きです。