皆さまこんにちは。講師のマコです!台風が多い9月ですね。皆様、お出かけの際には十分お気を付けくださいね。
突然ですが、今日はボックスアレンジのコツをご紹介いたします。お花のアレンジには様々な形やデザインがありますよね。お花って本当に奥が深くて、デザインも無限です。まだアレンジ作りに慣れていない時期は、アレコレ悩んでしまったりアレンジ作りに失敗してしまったりと、なかなか思い通りにいかないことも。
というわけで本日のブログでは、初心者の方でもわりと簡単に作ることができる“ボックスアレンジ”についてご紹介させていただこうと思います!
ボックスアレンジとは、四角や丸形のボックスにお花をアレンジする方法で、近年ではとても人気の高いアレンジ方法のひとつです。アレンジの側面がすっぽりとボックスに覆われているので、モダンな感じになったりナチュラルになったりと、使用する花材によって仕上がりの雰囲気が大きく違ってくるのが特徴です。
それではさっそくボックスアレンジの良いところと注意点について詳しくご説明させていただきます。
●ボックスアレンジの良いところ
①お花を平面に挿して隙間を埋めていくのでコストを抑えることができる!
花を垂直に挿すということで、花の一番美しい面(前面)を最大限に見せることができます。
ボックスという限られたスペースいっぱいに花の前面を見せることで、通常のアレンジのように横を向く花や背面に挿す花などが不要になり、コストを抑えたアレンジが可能になります。
②初心者の方でも花の向きや角度を気にしなくても良い!
ラウンド型や四方見、三方見など、アレンジには様々なデザインがありますが、こうしたアレンジは花の向きや角度を計算しながら挿すというテクニックが必要になります。
花を垂直に挿すボックスアレンジはこうしたテクニックが不要なので、初心者の方でも安心して作ることができます。
③ボックスにリボンをかけるとギフト感がより一層アップ!
お花のアレンジと言えば、お祝いごとで贈ることがほとんどですが、こうしたお祝いムードをさらに盛り上げてくれるのがボックスアレンジです。ボックスにリボンをかけると、ギフト感もより一層アップします。
贈られた方はリボンを解いて蓋を開ける瞬間、相当ワクワクするのではないでしょうか。
●ボックスアレンジの注意点
①花と花が押し潰されないようにある程度余裕を持って花を挿す!
ボックスアレンジやフレームアレンジのように、花を配置するスペースが限られているアレンジの場合は、思いのほか花と花がぶつかってしまう場合があります。
花弁というものは大変薄く、サイドから圧迫されると形が変わってしまうので、ボックスアレンジに花を挿す際は花弁が押し潰されないように注意しましょう。
②隙間からフォームが見えないような配慮を!
花と花の隙間からフォームが見えてしまうと、アレンジとしての完成度が下がってしまいます。
隙間が目立つ場合は、シサル(麻)モスなどを敷いて、隙間からフォームが見えないような配慮が必要になります。
③アレンジに少し高低差をつけて花を挿すと立体的な仕上がりに!
ボックスアレンジのように平面にアレンジする際は、花材同士に多少の高低差をつけると、立体的なアレンジに仕上げることができます。
とは言えこのあたりは好みの問題でもありますので、必ず高低差をつける必要はありません。
④蓋を閉めた状態でお渡しする場合は花弁が蓋に挟まらないようにする!
ボックスアレンジには必ず蓋がついていますが、蓋を開けた状態でお渡しする場合は、花材が飛び出ていても問題ありません。
反対に蓋を閉めた状態でお渡しする場合は、蓋を閉める際に花弁が挟まらないよう、アレンジをする際は花弁の高さに注意が必要です。
お花のアレンジはボックスアレンジだけではありません。
“持ちやすさ”に特化したバスケットアレンジについてはこちらの記事をご覧くださいませ。
●ボックスアレンジのまとめ
近年のボックスアレンジブームにより、最近では様々なタイプのボックスアレンジが登場するようになりました。
資材屋さんにも形や大きさの違うボックスがたくさん売られています。
花のアレンジは慣れるまでにテクニックを要しますが、中でもボックスアレンジは花の向きや角度が定まっている分、初心者の方でもトライしやすいアレンジになります。
生花、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー、ドライフラワーなど、使用する花の種類によって仕上がりの雰囲気も随分と変わってくるので、様々なバリエーションでボックスアレンジにチャレンジしてみてくださいね!本日は初心者さんにお勧めのボックスフラワーアレンジのご紹介でした^^
FEJ/クリエイトアカデミー本部・マコ