こちらは以前にお伝えした記事ですが、これから贈り物をする機会が増えるシーズンに突入しましたので、新たなコツも含めて改めて皆さまにお届けいたします。
時には、2個のアレンジを一緒にラッピング・・ということもあるのではないでしょうか。そんな時、知っていると便利なラッピングの方法を今日はご紹介したいと思います。
教えて下さるのはFEJオフィシャルスクール『リップル』おかだ先生です^^
皆様、こんにちは。リップルのおかだです。
レッスンの後、私の教室では作っていただいたアレンジメントをラッピングしてお持ち帰りいただいています。
FEJアーティフィシャルデザインコースのアレンジには、2個や3個セットのものがあり、生徒様には大好評なのですが、ラッピングの際、複数のアレンジを一緒にラッピングする場合、以前はこんな風に”とりあえず”ラッピングしていました。
この『2つ一緒のラッピング』がくせもので、上の写真のように、どちらかのアレンジがちょっと傾いてしまうのです。これをお持ち帰り用のショッパーに入れると、ますます不安定になってしまい、困っていました。
そこで仕方なく2つ別々にラッピングすることにしたのですが、時間がかかってしまうので、お急ぎの生徒様をお待たせしてしまったなんてことも・・
そんなある日、マコ先生がちょっとした裏ワザを使ってラッピングしていて、「なるほど!」と感心してしまったので皆様にもシェアしたいと思います^^
結論から先に言うと、マコ先生が使っていたのは「厚紙」です。
特別なものではなくて、少し厚さがあれば何でもOK!
厚紙を、紙バッグの底板のように、ラップ用のフィルムの上に乗せるだけです。
たったこれだけですが、安定感がものすごくアップ!
レッスンでお作りいただくアレンジはわかっているので、あらかじめサイズを測り、何枚か厚紙を用意しておけば、慌てずにすみそうですね。
簡単なことですが、自分ではこういうひと手間って意外に気づかなかったりしますよね。別々に包む時間が短縮できますし、何より生徒様にお持ち帰りして頂きやすいので、オススメです^^
この厚紙で安定感は十分なのですが、ただちょっと味気ないですよね。もう少しおしゃれにラッピングして差し上げたい時には、英字新聞や100均の包装紙などを使いましょう。こちらもとても簡単です。
1)用意するのは、厚紙と英字新聞など。
2)厚紙の大きさに合わせて、大き目に新聞をカットします。
3)サイドを厚紙に合わせて折り込み、ずれないようにセロテープで左右とも留めておきます。
4)上下も折り込み、セロテープで留めます。これで完成です。
5)セロテープが付いていない面を上にして使います。
ラッピングすると、このようになりました!英字新聞の柄とアレンジの雰囲気がマッチして、よりおしゃれな雰囲気に。
ラッピングを外さずにそのまま飾っておきたいという生徒さんも多いので、そんな方にはより喜んでいただけそうです。
さらにさらにおしゃれにしたいという時は、リボンの部分をデコレーションするアイデアはいかがでしょうか。
リーフにスタンプを押せば、あっという間にナチュラルなタグに変身です。
穴をあけたリーフにヒモを通して、その上からグルーでもう1枚、ベルベットリーフを付けてみました。
このタグを、ラッピングのリボンの上からひっかければ、オリジナルタグの完成です!
ラッピングに直接グルーなどでシールしても良いのですが、タグにしておけば、ラッピングを取った後にもお使いいただけますよね。
『Lipple リップル』おかだそのこ
生徒さまは、先生のラッピングをこちらが思うよりもずっと楽しみにしてくださっています。家に持って帰る間の時間だけであっても、きれいにラッピングされたアレンジを見ていると、うれしくてウキウキするそうです。電車の中だと「みんな見て~」という気持ちになるとお聞きしたことがあります。
ステキなラッピングをして差し上げることで、先生から生徒さんへの心遣いの気持ちが伝わるのではないかと思います。販売をされている方なら、いろいろなラッピングのパターンを知っておくことで、様々なお客様のご要望にお答えできるようになると思います。
読後感が良い本を読むと充実した気持ちになります。これと同じように「終わりよし」が「またレッスンきたい」に繋がるような気がします。私もまだまだですので気を引き締めてがんばりたいと思います^^